ドコモの「副回線サービス」とは?メリットとデメリットも解説
  • 2024年1月29日
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※本記事は2024年1月29日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

ドコモの「副回線サービス」とは?メリットとデメリットも解説

普段当たり前に使っているスマホの電波が突然繋がらなくなったら…と想像すると、とても心配になりませんか?

ニュースなどでも時々、携帯キャリアの基地局に不具合が発生して何時間も電話やネットに繋がらなくなったという話を耳にします。

そんな緊急時に備えて、今回はドコモが提供している「副回線サービス」について徹底解説します。

いざという時の備えを万全にしておきたい!という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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ドコモ副回線サービスとは?概要を解説

ドコモの副回線サービス
ドコモの副回線サービス

NTTドコモは、1台の端末で複数の回線が利用できる副回線サービスを2023年6月1日に開始しました。

この副回線サービスを利用すると、災害時や大規模通信障害が発生した時などにau回線へ切り替えてスマートフォンが利用できます。

さらに、ドコモの利用者のみならずahamoの利用者も契約可能

ただし副回線サービスの利用にあたっては、eSIM対応のデュアルSIM端末が必要です。

副回線サービスの利用料金

ここで、副回線サービスの気になる利用料金をまとめておきましょう。

副回線サービスには、個人契約と法人契約の2種類の契約形態があります。

項目個人・法人共通法人
契約対象料金プラン
(主回線)
5G(ahamo含む)契約の全料金プラン
※申込時に音声通話に対応した料金プランに加入していること
基本使用料429円/月額550円/月額
通話料22円/30秒
SMS通信料3.3円/回
契約事務手数料3,850円※申込時のみ

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ドコモ副回線サービスを使うメリット&デメリット

ドコモ副回線サービスを使うメリット&デメリット
ドコモ副回線サービスを使うメリット&デメリット

ドコモの副回線サービスのメリットとデメリットについても確認しておきましょう。

以下ではメリットとデメリットをそれぞれ5つずつ挙げます。

副回線サービスを使うメリット

緊急時にはauの副回線で電話・ネット回線をカバー

何といっても緊急時にauの副回線が使用できるという点に尽きます。

普段の主回線はドコモ、緊急時にはau回線を使用できるようにしておくと、いざという時でも安心です。

もしもドコモで電波障害等が発生しても、au回線に切り替えれば何時間もスマホが使用できない事態は避けられるでしょう。

ドコモだけなくahamoの5G契約でも利用できる

ドコモの副回線サービスはahamo利用者でも契約できます。

ahamo基本プランahamo大盛り
月額2,970円4,950円
データ通信量30GB110GB
データ容量超過後の速度最大1Mbps
データ追加550円/月
無料通話5分以内なら何度でも無料
かけ放題1,100円/月
メールアドレスなし
eSIM対応
申し込みオンライン
その他特徴海外91の国と地域でも同一料金
公式HP>>ahamo(アハモ)公式サイト

条件としては、申し込み時点で音声通話に対応した料金プランに加入していればOKです。

番号付きのサブ回線を気軽に持てる

副回線サービスは通話もモバイル通信も可能なため、実は2つ目の電話番号を保有することができます。

番号が2つあると主回線をプライベート用、副回線をビジネス用として使い分けることも可能です。

ただし副回線サービスには無料通話のようなオプションが無いので、発信の際は通話料金がかかります。

そのため、副回線は受信専用端末として使うとよいかもしれません。

オンラインで契約できる

たとえばドコモ以外でeSIMを利用して2回線目を持とうとすると、新たに身分証明書を用意したりクレジットカードを登録したり、事務手続きが煩雑になりがちです。

一方、副回線サービスはオプション契約と同じ要領で、スマホをポチポチするだけでオンラインで契約が完結します。

ドコモの請求とまとめられる

ドコモの主回線の請求とまとめられるのも、副回線サービスのメリットでしょう。

新契約ではなく、あくまでもオプション契約と同じ形になるので、普段主回線で利用しているクレジットカードとまとめて決済ができるのも嬉しいポイントです。

副回線サービスを使うデメリット

送受信時の最大通信速度が比較的遅い

副回線サービスのデメリットとしては、通信速度が遅い点が挙げられます。送受信時最大の通信速度は個人契約で300kbps、法人契約では1Mbpsです。

ただし300kbpsの速度があればLINEやメールくらいの操作に支障はないでしょう。

月間利用可能データ容量を超えた場合、個人・法人契約ともに月末までの通信速度が最大128kbpsに制限されます。

速度制限を受けるまではその2倍以上のスピードが出ると考えると、比較的速度が出る方だともいえます。

かけ放題や5分以内通話無料といった通話プランが無い

先ほども少し触れましたが、副回線サービスにはかけ放題や5分以内通話無料といった通話プランがないため、発信時は通話料がかかります。

ですが日常的に副回線で発信せざるを得ないケースを除き、普段は主回線から発信すれば問題ないでしょう。

初期費用として契約事務手数料がかかる

副回線サービスはオンラインで気軽に申し込めますが、契約事務手数料として3,850円がかかります。

そのため、契約の際は自分が使用している機種が副回線サービスに対応しているのか必ず確認してから契約に進みましょう。

次の段落で対応している機種をご紹介していますので、確認してみてください。

高齢者やスマホ初心者は契約のハードルが高い

副回線サービスはオンラインで契約が完結します。というより、実店舗では契約できません。

そのため、高齢者やスマホ初心者は契約のハードルが高くなるでしょう。

さらに、副回線サービスを利用するにはeSIMに対応しているデュアルSIM端末を使わなければなりません。

eSIMやデュアルSIMという用語がこの段階でチンプンカンプンという人は、まずはこの辺りの知識を備えておく必要があります。

データ量の追加購入や繰り越しができない

副回線サービスのもう1つのデメリットとして、データ量の追加購入や繰り越しができない点があります。

月額の利用可能データ量は個人契約で0.5GB、法人契約で1GBです。

そのため日常的に副回線を利用していると、あっという間に上限に達してしまいます。

いざという時のための副回線サービスなので、無駄にデータを消費しないように念のため注意しておきましょう。

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ドコモ副回線サービスの対応機種

ドコモ副回線サービスの対応機種
ドコモ副回線サービスの対応機種

ドコモの副回線サービスを利用するためには、eSIMに対応しているデュアルSIM端末が必須となります。

iPhoneでもAndroidでもデュアルSIMに対応している機種は多数販売されていますが、副回線対応の端末は比較的新しい端末が多いですね。

もしご自身が使用している端末が下記に含まれている場合、わざわざ新しい端末を用意する必要はありません。

ドコモのiPhoneシリーズ

ドコモのiPhone
ドコモのiPhoneシリーズ
  • iPhoneXS・iPhoneXS Max・iPhoneXR
  • iPhone11・iPhone11 Pro・iPhone11 Pro Max
  • iPhoneSE(第2世代・第3世代)
  • iPhone12・iPhone12 Pro・iPhone12 Pro Max・iPhone12 mini
  • iPhone13・iPhone13 Pro・iPhone13 Pro Max・iPhone13 mini
  • iPhone14・iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Max・iPhone14 Plus
  • iPhone15・iPhone15 Pro・iPhone15 Pro Max・iPhone15 Plus

ドコモのandroidシリーズ

ドコモのスマートフォン
ドコモのスマートフォンシリーズ
  • Galaxy Z Flip4 SC-54C・Galaxy Z Fold4 SC-55C・Galaxy A23 5G SC-56C・Galaxy S23 SC-51D・Galaxy S23 Ultra SC-52D・Galaxy A54 5G SC-53D
  • Xperia 1 IV SO-51C・Xperia 5 IV SO-54C・Xperia 1 V SO-51D
  • AQUOS R7 SH-52C・AQUOS sense7 SH-53C
  • arrows N F-51C

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ドコモ副回線サービスの対応エリア

ドコモ副回線サービスの対応エリア
ドコモ副回線サービスの対応エリア

ドコモ副回線サービスはauのサービスエリア(4G LTE)の範囲で使用可能です。

主回線がドコモのサービスエリア、副回線がauのサービスエリアになるので、ドコモの電波が弱い所などでは緊急時以外にも役立つ場面があるでしょう。

ただし、あまりにも重いサイトへのアクセスや動画閲覧などには不向きです。

副回線サービスはあくまでも緊急時に最低限の通話・LINE・メールなどをするための保険の意味合いが強いともいえます。

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ドコモ副回線サービスの申し込み方法

ドコモ副回線サービスの申込み方法
ドコモ副回線サービスの申し込み方法

それではドコモの副回線サービスの申し込み手順を解説します。手続きはすべてオンラインで完結します。

  1. 申し込み専用サイトから申し込み
    お手続きサイト(個人)※新規お申込みを選択
    お手続きサイト(法人)※新規お申込みを選択
  2. 利用中の電話番号にて発行したdアカウントでログイン
    dアカウントのログイン画面
  3. 副回線サービス新規申込画面で必要事項を入力
    副回線サービス新規申込画面
  4. 通知メールが届いたら申し込み完了

申し込み完了後、約14日を目安に利用中のドコモ回線へSMSにてeSIMの設定情報が届くので、開通作業をおこなえば完了です。

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ドコモ副回線サービスはおすすめ

ドコモ副回線サービスはおすすめ
ドコモ副回線サービスはおすすめ

ドコモの副回線サービスは、個人契約でも法人契約でも月額500円前後で利用できるというのはとても魅力的です。

項目個人・法人共通法人
契約対象料金プラン
(主回線)
5G(ahamo含む)契約の全料金プラン
※申込時に音声通話に対応した料金プランに加入していること
基本使用料429円/月額550円/月額
通話料22円/30秒
SMS通信料3.3円/回
契約事務手数料3,850円※申込時のみ

いざという時に通話やモバイル通信が使用できなくなると、日常生活に支障をきたす人もいるでしょう。

ビジネスの場面でも大事な取引先と一切連絡が取れなくなってしまっては一大事です。

日頃から電波障害や災害時に対する備えを万全にして、副回線サービスを上手に利用していきましょう。


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この記事を書いた人
めぐせる
ドコモ、dカード、dポイント、ドコモ光など、10年以上ドコモのサービスに浸っていましたが、 AndroidからiPhoneへのデビューを機にSIMフリーユーザーへ。 現在はeSIMなどを使いこなしながら、スマホライフを満喫しています。