本記事では楽天モバイルの契約者数とシェア率を、現在までの推移を交えてご紹介します。
2020年にMNOに本格参入した楽天モバイルは、2024年4月に契約数650万回線突破を果たしました。
楽天モバイルの最新情報や今後の動向が気になる方は、本記事を参考にしてみましょう。
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【2024年】楽天モバイルの契約者数
楽天モバイルは2023年から着実に契約者数を伸ばし、2024年4月には契約数が650万回線を超えました。
2024年4⽉8⽇(⽉)を以て、携帯キャリアサービスの本格開始から4周年を迎え、契約数が650万回線を突破
理由として、「最強家族プログラム」や「最強青春プログラム」といった魅力的な制度が2024年から増えた点が挙げられます。
データ使用量3GB以内の月に両者を併用すると、全キャリア最安値の実質月額858円まで料金を下げられます。
さらに2024年5月にプラチナバンドの提供開始が予定されている点も、楽天モバイルの契約者数増加を後押しする一因でしょう。
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【2023年】楽天モバイルの契約者数
2023年度の楽天モバイル契約者数の推移は、以下のとおりです。
- 第1四半期(2023年4~6月):504万契約(MNO 457万、MVNO 47万)
- 第2四半期(2023年7~9月):524万契約(MNO 477万、MVNO 43万、BCP 4万)
- 第3四半期(2023年10~12月):562万契約(MNO 512万、MVNO 40万、BCP 10万)
- 第4四半期(2024年1~3月):646万契約(MNO 596万、MVNO 37万、BCP 13万)
※BCP(Business Continuity Plan)は、法人向けに提供されているプランです。
楽天モバイルは2023年12月に、契約数600万回線を突破しています。
楽天モバイル株式会社(以下 「楽天モバイル」)は、2023年12月26日(火)に携帯キャリアサービスの契約数が600万回線を突破
2022年度に下がった契約数を持ち直すのみならず、伸び率も前年比でMNOが33.6%と、大きく上昇しました。
なお楽天モバイルのMVNOは、2020年4月をもって新規受付を終了しています。
楽天モバイル側もMVNO契約者に対してMNOへ移行を呼びかけているため、契約数減少は仕方のないことでしょう。
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【2022年】楽天モバイルの契約者数
2022年度の楽天モバイル契約者数の推移は、以下のとおりです。
- 第1四半期(2022年4~6月):562万契約(MNO 491万、MVNO 71万)
- 第2四半期(2022年7~9月):539万契約(MNO 476万、MVNO 63万)
- 第3四半期(2022年10~12月):511万契約(MNO 453万、MVNO 57万)
- 第4四半期(2023年1~3月):498万契約(MNO 446万、MVNO 52万)
2022年、楽天モバイルは一時的に契約数減少の流れがありました。
原因としては「0円プラン」の廃止が、2022年5月に発表されたことが大きいでしょう。
しかし2022年12月にはMNO獲得数が前年12月を上回り、2023年度には再び増加の流れに戻りました。
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楽天モバイル(MNO)のシェア率
楽天モバイルの自社回線(MNO)のシェアは、2023年12月末時点で2.6%です。
楽天コミュニケーションズが法人向けに提供しているMVNOの楽天モバイル回線も含めると、合計で2.8%となります。
- 2023年12月末:2.6%(MVNO込みで2.8%)
- 2023年9月末:2.4%
- 2023年6月末:2.3%
- 2023年3月末:2.2%
- 2022年12月末:2.2%
- 2022年3月末:2.4%
- 2021年3月末:1.5%
楽天モバイルのシェア率は2022年12月末に一時的に減少したものの、以降は増加を続けています。
ちなみに他社MNOのシェア率は以下のとおりです。
- ドコモ:34.9%(前期比-0.3%)
- KDDI(au):26.8%(前期比-0.1%)
- ソフトバンク:20.4%(前期比-0.2%)
他社MNOと比べてシェア率はいまだ低いものの、前期比でプラスになっているのは楽天モバイルのみです。
2023年10月にはプラチナバンドも取得したため、楽天モバイルは今後ますますシェアを伸ばしていくことでしょう。
楽天モバイル(MVNO)のシェア率
楽天モバイルは2020年4月に格安SIM(MVNO)の新規受付を終了しましたが、2024年時点でもサービスは継続中です。
MVNOのシェア率が縮小傾向にあるのはそのためで、総務省が公表した上記グラフにも楽天モバイルの記載はありません。
現状、MVNOでシェア率上位の事業者は次のとおりです。
- インターネットイニシアティブ:21.3%
- NTTドコモ(NTTレゾナンスに係るもの):10.4%
- オブテージ:8.7%
- 富士通:5.7%
- イオンリテール:4.7%
※NTTドコモのシェアは、2023年7月に吸収合併したNTTレゾナントのサービスに係るものです。NTTドコモが提供する「OCNモバイルONE」のシェアも含みます。
一方で2023年4月に、楽天モバイル回線を法人向けに提供するMVNO・MVNE事業が開始しました。
楽天モバイル自社回線のMVNOは、2023年12月時点で0.2%のシェア率を獲得しているので、こちらにも期待が高まります。
MNOの回線を小分けにしてMVNOに提供するMVNO支援事業者
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楽天モバイルの今後のシェア率はどうなる?
楽天モバイルは今後もシェア率を伸ばしていくと予想されます。
その理由として注目すべきポイントは以下のとおりです。
- 2024年に「最強家族プログラム」「最強青春プログラム」提供開始
- プログラム併用により全キャリア最安値の実質月額858円を実現
- 2023年10月にプラチナバンド取得
- 楽天コミュニケーションズによる自社回線のMVNO・MVNE提供開始
楽天モバイルは2024年2月に「最強家族プログラム」、同年3月に「最強青春プログラム」の提供を開始しました。
家族で「Rakuten最強プラン」を契約すると、基本料金を毎月110円割引
「Rakuten最強プラン」契約中の方は、22歳まで楽天ポイント110ポイントを毎月還元
両プログラムを併用すると、データ使用量が3GB以下の月は、全キャリア最安値の実質月額858円まで料金を下げられます。
- 「Rakuten最強プラン」を契約
- 月のデータ使用量が3GB未満:1,078円
- 最強家族プログラム:110円割引
- 最強青春プログラム:110ポイント還元
- ポイント還元・割引後の実質月額:858円
さらに楽天モバイルは、2023年10月にプラチナバンドを取得しました。
楽天モバイルによるプラチナバンドの提供は、2024年5月に予定されています。
- 携帯電話の電波の中でも重要な700~900MHzの周波数帯
- 従来の電波に比べ約2倍の到達距離
- ビル群や山間部でも電波が届きやすい
2023年4月に楽天コミュニケーションズが法人向けに提供開始したMVNOも、注目すべきポイントです。
MVNO事業者向けに楽天モバイルの自社回線を提供するMVNE事業も行われており、こちらも今後成長が期待されます。
楽天モバイルの契約者数についてよくある質問
楽天モバイルの契約者数やシェア率について、気になるポイントを質問形式でまとめました。
今後の楽天モバイルの動向について、要点をつかみましょう。
楽天モバイルの契約者数は?
楽天モバイルのシェア率は?
楽天モバイルの今後の契約者数・シェア率は?
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契約数650万回線突破!楽天モバイルに今後も期待
今回は楽天モバイルの契約者数とシェア率について解説しました。
- 2022年度は一時的に減少したが、2023年度で持ち直し
- 2023年度のMNOの契約者数は前年度に比べて33.6%増加
- 2023年12月に契約数600万回線を突破
- 2024年4月に契約数650万回線を突破
- 2023年3月以降、着実にシェア率を伸ばしている
- MNOに関して他社は停滞気味の中、唯一シェア率が増加
- MVNOは新規受付終了のため縮小傾向
楽天モバイルは2024年4月に契約回線数650万件超を達成し、シェア率も年々着実に伸びてきています。
今後も楽天モバイルはMNO事業者として、シェアを着実に伸ばしていくでしょう。
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