ドコモオンラインショップでは、2023年3月8日から機種購入の際に利用するSIMの種類(SIMカード/eSIM)を選択できるようになりました。
また、ドコモでもiPhoneの設定から簡単にeSIMを再発行できるeSIMクイック転送に対応し、更にeSIMが利用しやすくなっています。
この記事では、eSIMに変更するメリット・デメリットからドコモでeSIMを発行・変更する方法、切り替えの申し込み手順までを詳しくご紹介します。
SIMカードからeSIMへの変更を迷っている方は、ぜひ参考にしてeSIMへの変更申し込みにチャレンジしてみてくださいね。
機種 | 容量 | 価格 | 割引適用時 |
---|---|---|---|
iPhone16 | 128GB | 145,200円 | 55,440円 |
256GB | 172,810円 | 65,890円 | |
512GB | 211,640円 | 86,240円 | |
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iPhone16 Plus | 128GB | 168,410円 | 62,810円 |
256GB | 190,080円 | 75,240円 | |
512GB | 231,000円 | 96,360円 | |
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iPhone16 Pro | 128GB | 192,830円 | 77,990円 |
256GB | 218,790円 | 90,750円 | |
512GB | 255,090円 | 120,450円 | |
1TB | 291,830円 | 147,950円 | |
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iPhone16 Pro Max | 256GB | 236,940円 | 100,980円 |
512GB | 273,680円 | 135,080円 | |
1TB | 299,310円 | 154,110円 | |
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ドコモでeSIMと物理SIMの違いを比較
まずは、eSIMと物理SIMの違いを比較してみましょう。
eSIM | 物理SIM | |
---|---|---|
形状 | 端末一体型(チップ) | カード型 |
申し込み | ・店舗 ・オンライン (最短1時間で開通可能) | ・店舗 ・オンライン (カードの郵送が必要) |
書き換え | 〇 | × |
SIMカードの抜き差し | × | 〇 |
他端末での利用 | 再発行手続きが必要 | カードを差し替える |
eSIMとは、遠隔で加入者情報(プロファイル)の書き込みが可能な、スマートフォンなどに内蔵された本体一体型のSIMです。
オンライン本人確認(eKYC)を利用してオンラインで申し込みから開通までができ、物理SIMの発行や郵送などの手続きが不要になります。
オンラインなので新規契約でも24時間いつでも申し込みができますし、物理SIMの到着を待つ必要がないため最短1時間程度で開通できます。
これまでドコモオンラインショップで端末購入時は強制的にSIMカードとなっていましたが、2023年3月8日からSIMの種類(物理SIM/eSIM)を選択できるようになりました。
また、2023年3月28日にはドコモでiPhoneの設定から簡単にeSIMを再発行できるeSIMクイック転送にも対応しています。
物理SIM複数からeSIMへの切り替えや再発行が簡単にできるようになったため、今後は急速にeSIMの利用が進んでいくでしょう。
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ドコモでeSIMを契約するメリット
続いては、ドコモでeSIMを契約するメリットについてチェックしていきましょう。
オンラインで申し込みから開通までできる
eSIMの最大のメリットは、最短1時間程で申し込みから開通まで行えて利用開始できる点です。
ドコモのeSIMなら、ドコモオンラインショップで24時間いつでも申し込みができます。
物理SIMの場合、オンライン申し込み後SIMカードが自宅に届くまで数日かかりますが、eSIMならプロファイルのダウンロードで済むため待つ必要がありません。
また、SIMカードを破損・紛失すると再発行に手数料がかかりますが、eSIMなら破損の心配はありませんし、オンラインで簡単に再発行できてお得です。
ドコモオンラインショップで端末購入時にSIMの種類を選択できるようになったので、機種変更のついでにeSIMへ変更することも簡単にできるでしょう。
デュアルSIMに対応しやすい
eSIMは複数の回線を登録して切り替えながら利用することができます。ただし同時に使えるeSIMは1回線までです。
この場合、eSIMとSIMカードのどちらも利用できるデュアルSIM端末を利用すれば、2回線同時に使うことも可能になります。
他キャリアの回線を利用する場合はSIMロック解除が必要ですが、複数のSIMを使い分ければ月額料金を抑えられるのでおすすめです。
海外旅行では現地のSIMを簡単に利用できるため、旅行をスムーズに楽しめるでしょう。
また、ドコモでは2023年6月1日からデュアルSIMでau回線も利用できる副回線サービスの提供を開始しました。
災害時や通信障害時にはau回線に切り替えて利用できるため、今後は複数のSIMを利用できるデュアルSIM端末が主流となっていくでしょう。
SIMのみ契約でdポイント10,000ポイントプレゼント
ドコモでは、SIMのみ契約(新規契約・のりかえ)でdポイント10,000ポイントプレゼントのキャンペーンも行われています。
SIMのみ契約でdポイント10,000ポイントプレゼントは、ドコモオンラインショップでの新規契約・のりかえ(MNP)のSIMのみ契約が対象です。
ドコモ SIMのみ契約でdポイント10,000ポイントプレゼントキャンペーン | |
---|---|
期間 | 2021年2月26日(金曜)午前10時~ |
適用条件 | ・ドコモオンラインショップでのSIMのみ契約(新規契約・のりかえ(MNP)) ・個人名義・法人名義 |
進呈ポイント | dポイント(期間・用途限定)10,000ポイント ※個人名義の進呈は開通(利用開始の手続き)の翌々月 ※法人名義の進呈は開通手続きの3か月後の10日 |
注意事項 | ・ポイント還元時にdポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズ会員であること。 ・SIMカードご契約後、ご契約いただいた回線の機種購入を行った場合に割引適用がある。 |
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これまでドコモのAndroidスマホを使ってきたけれど、機種変更を機にiPhoneを購入したいと考えている方もいるのでは...
ドコモでeSIMを契約するデメリット・注意点
次に、ドコモでeSIMを契約するデメリット・注意点をチェックしましょう。
デメリットをよく理解しないまま使用すると後々困ることがあるので、注意点も含めて詳しく解説していきます。
eSIM対応機種が必要
ドコモで販売しているeSIM対応機種は、iPhone(20機種)とAndroid(18機種)、キッズケータイ(2機種)となっています。
ドコモ eSIM対象機種 | |
---|---|
iPhone | iPhone14 シリーズ iPhone13 シリーズ iPhone12 シリーズ iPhone11 シリーズ iPhoneXS Max iPhoneXS iPhoneXR iPhoneSE(第2世代、第3世代) |
Android | Google Pixel 7a Google Pixel Fold Galaxy Z Flip4 SC-54C Galaxy Z Fold4 SC-55C Galaxy A23 5G SC-56C Galaxy S23 SC-51D Galaxy S23 Ultra SC-52D Galaxy A54 5G SC-53D Xperia 1 IV SO-51C Xperia 5 IV SO-54C Xperia 1 V SO-51D Xperia 10 V SO-52D AQUOS R7 SH-52C AQUOS sense7 SH-53C AQUOS R8 pro SH-51D AQUOS R8 SH-52D AQUOS wish3 SH-53D arrows N F-51C |
キッズケータイ | キッズケータイ SH-03M キッズケータイ KY-41C |
eSIMへ切り替えをする前に、利用している機種がeSIM対応機種かどうかを確認しておきましょう。
今後ドコモで発売される機種は基本的にeSIMに対応予定のため、新機種を購入予定の方やiPhoneを利用している方は気にする必要はありません。
もし機種変更を考えているなら、ドコモオンラインショップで端末購入・機種変更のついでにeSIMへ変更するのがおすすめです。
iPhoneXR以降のiPhone、最新のAndroidは基本的にeSIM対応している
初期設定が面倒
eSIMの場合は、スマホに自分でプロファイルのダウンロードを行うため初期設定が複雑になります。
差し込むだけで利用できるSIMカードに比べて、オンラインでの手続きに慣れていないと難しく感じたり面倒だと思うかもしれません。
オンラインでの手続きに慣れていないと初期設定が面倒
他端末で利用するには再発行が必要
物理SIMの場合はSIMカードを他端末に差し込めばそのまま利用可能ですが、eSIMは端末一体型(チップ)となるため差し替えができません。
もし他端末でeSIMを利用したい場合は、eSIMの再発行が必要です。
eSIMの再発行はドコモオンラインショップでは無料ですが、ドコモショップやコールセンターでは手数料(2,200円)がかかります。
ドコモショップやコールセンターでは手数料(2,200円)が必要
ドコモでeSIMを発行・新規契約する手順
ここからは、実際にドコモでeSIMを発行・新規契約する手順をチェックしていきましょう。
ドコモショップでのeSIMの発行は手数料(2,200円)がかかるため、この記事ではドコモオンラインショップでの申し込み手順をご紹介します。
ドコモでeSIMを発行・新規契約する手順
- ドコモオンラインショップの「SIMのみ新規・契約変更(5Gへの変更等)」を開く
- SIMの種類で「ドコモ eSIM」を選択
- 「新規契約」か「のりかえ(MNP)」を選択
- 契約者情報の入力、本人確認(eKYC)を行う
- 注文完了
手続きに必要なもの
- 利用予定の端末とEID番号(eSIMの識別番号)
- dアカウントとパスワード
- オンライン本人確認(eKYC)に必要な書類
- クレジットカードまたは銀行口座
EID番号はスマホに内蔵されているeSIMの識別番号で、全部で32桁で構成されています。
購入時に本体が入っていた箱の側面にあるEIDラベルか、端末の「設定」画面の「その他」もしくは「無線とネットワーク」から確認できます。
iOS端末の場合は、「設定」アプリを開いて、「一般」の「情報」で確認しましょう。
ドコモでeSIMにオンライン切り替えする手順
続いては、ドコモユーザーが物理SIMをeSIMにオンライン切り替えする手順をご紹介します。
ドコモユーザーの場合はドコモで契約しているモバイル回線でアクセスし、4桁のネットワーク暗証番号で認証が必要です。
Wi-Fiやパソコンからの手続きはできない
ドコモでeSIMにオンライン切り替えする手順
- ドコモオンラインショップの「SIMのみ新規・契約変更(5Gへの変更等)」をタップ
- SIMの種類で「ドコモ eSIM」を選択
- 「eSIMの発行(お持ちのeSIM機種で利用する)」を選択
- 4桁のネットワーク暗証番号でログイン
- 指示に従って申し込み手続きを行う
手続きに必要なもの
- ドコモで現在契約中の端末とEID番号(eSIMの識別番号)
- 4桁のネットワーク暗証番号
EID番号はスマホに内蔵されているeSIMの識別番号で、全部で32桁で構成されています。
購入時に本体が入っていた箱の側面にあるEIDラベルか、端末の「設定」画面の「その他」もしくは「無線とネットワーク」から確認できます。
iOS端末の場合は、「設定」アプリを開いて、「一般」の「情報」で確認しましょう。
ドコモでeSIMを契約後の設定手順
ドコモでeSIMを申し込んだ後は、端末へのプロファイルのダウンロードと設定が必要です。
eSIMのプロファイルをダウンロードするには、手続き電話番号宛に送られるSMSによる認証が必須なので注意しましょう。
- 申込み受付完了(メール/SMS)が届く
- 開通手続きを行う(MNPのみ)
- プロファイルをダウンロードする
- 端末再起動
- 端末設定
- 利用開始
ドコモのeSIMでよくある質問
ドコモのeSIMでよくある質問をまとめます。
それぞれ、みていきましょう。
eSIMの発行手数料は?
eSIMで2回線同時に利用できますか?
一度に使えるeSIMは1回線のみですが、デュアルSIM端末を利用すればeSIMと物理SIMが使えるので、同時に2回線目を利用することも可能です。
eSIMが利用できる料金プランは?
eSIMは再発行が可能ですか?
EID番号とは?
購入時に本体が入っていた箱の側面のEIDラベルか、端末の「設定」画面から確認できます。
ドコモでeSIMに切り替えてデュアルSIMに対応しよう
SIMカードからeSIMへの切り替えは初期設定が面倒というデメリットもありますが、一度設定してしまえば後はメリットのほうが大きいです。
ドコモオンラインショップでは機種購入時にeSIMへの切り替えが可能となり、ドコモではiPhoneのeSIMクイック転送や副回線サービスも開始となりました。
今後はeSIMでの利用が主流になるので、この記事を参考にして早速eSIMへの切り替えにチャレンジしてみてくださいね。
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