ドコモの新料金プランahamo(アハモ)へ乗り換える際に、親子でお得に使うことができるのか解説していきます。
通信費の節約のために乗り換えたいけれど、「いま適用されている割引やキッズプランはどうなるの?」と考えている方も多いでしょう。
学割やキッズケータイなど気になるポイントにも触れていくので、子供がいる方はぜひ参考にしてみてください。
- キッズケータイはahamo契約ができない
- 15歳以下は親だけahamoがお得
- 13歳以上は全員ahamoにするのがコスパがいい
機種 | 容量 | 価格 | 割引適用時 |
---|---|---|---|
iPhone16 | 128GB | 145,200円 | 55,440円 |
256GB | 172,810円 | 65,890円 | |
512GB | 211,640円 | 86,240円 | |
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iPhone16 Plus | 128GB | 168,410円 | 62,810円 |
256GB | 190,080円 | 75,240円 | |
512GB | 231,000円 | 96,360円 | |
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iPhone16 Pro | 128GB | 192,830円 | 77,990円 |
256GB | 218,790円 | 90,750円 | |
512GB | 255,090円 | 120,450円 | |
1TB | 291,830円 | 147,950円 | |
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iPhone16 Pro Max | 256GB | 236,940円 | 100,980円 |
512GB | 273,680円 | 135,080円 | |
1TB | 299,310円 | 154,110円 | |
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ahamoでキッズケータイは使える?
結論から言ってしまうと、ahamoでキッズケータイを利用することはできません。
12歳(小学生)以下の子供がいる方でキッズケータイを利用している方は、ahamoの契約ができないので注意が必要です。
12歳以下の場合、ドコモでは「キッズケータイ(KY-41C/SH-03M)」という子供向けのスマホ端末があります。
また、月額550円で利用できる「キッズケータイプラン(KY-41C/SH-03M向け)」を申し込み可能です。
ahamoの対応機種にキッズケータイは含まれていませんし、加入できるのは「キッズケータイプラン」のみです。
そのため、キッズケータイを持たせる子供の料金プランはahamoにできないので注意してください。
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12歳(小学生)以下の子供がいる方はahamo(アハモ)がお得
親のスマホをahamoにして、子供のスマホをキッズケータイ(プラン)にする組み合わせは可能です。
キッズケータイプランに加入するには、親のスマホを親回線とする「ファミリー割引」の契約が必要となります。
つまり「親回線:親のスマホ」「副回線:子供のスマホ」という形でなければ、キッズケータイプランの利用はできません。
またahamoでは「割引の適用はないがファミリー割引の親回線/副回線としてカウントされる」という形になっています。
そのため、親のスマホをahamoにして、ファミリー割引の親回線としたうえで、子供のスマホをキッズケータイにするという組み合わせが可能となります。
この組み合わせであれば、家族分のスマホ代が大幅に安くできるので非常にお得ですね。
- 親=ahamo:月額2,970円
- 子供=キッズケータイプラン:月額550円
今まで月額6,000円以上する大容量プランや、安いけど容量が足りない従量制プランに加入していた方は、コスパの良い選択肢になるでしょう。
ahamoで提供されている「大盛りオプション」は、4,950円で大容量100GBまで利用できます。 近年はリモートワーク...
親がahamo・子供がキッズケータイ(プラン)にするときの注意点
家族で使うスマホのお得な組み合わせとして「親がahamo・子供がキッズケータイ(プラン)」という組み合わせを紹介しました。
こちらを利用する際には以下の2点を確認しておきましょう。
- 子育て応援プログラムが適用できない
→2023年3月1日より「comotto 子育て応援プログラム」利用可能に! - イマドコサーチが利用できない
→ahamoでも利用可能に!
それぞれ、どういった内容なのか詳しく見ていきましょう。
【改訂】ahamoでもcomotto 子育て応援プログラムを利用できる
comotto 子育て応援プログラムとは、指定プランに加入する15歳以下かつ中学生以下の子供を持つ親を対象としたサービスです。
プログラムに加入すると、以下の4つの特典が利用できます。
- 特典1:子供の誕生日月にdポイント1,000ptプレゼント
- 特典2:ドコモ提供サービス無料特典(新規加入限定)
- 特典3:街やネットのお店で使えるデジタルクーポンの進呈
- 特典4:親子にうれしい賞品や特典が当たる限定キャンペーン
デジタルクーポンやキャンペーンは専用の保護者向けアプリ「comotto for Supporters」から利用可能です。
また、特典2のドコモ提供サービスについては以下のサービスが無料で利用できます。
- dフォト(プリントサービス機能)が最大3か月無料(通常月額308円)
- クラウド容量オプション50GBを無料で追加(通常月額440円)
- dキッズ最大3か月無料(通常月額409円)
「dフォト」は、子供の成長記録や家族の思い出の写真を使ってフォトブックを作成できるサービスです。
画像や動画のデータをクラウドに保存できる「クラウド容量オプション」も、通常5GBまで無料のところを55GBまで無料で使えるようになります。
さらに、知育アプリなどが利用できる「dキッズ」が最大3か月無料なのも魅力です。
この「comotto 子育て応援プログラム」を適用するには、親のスマホが以下の指定プランに加入している必要があります。
- ahamo
- 5Gギガホ プレミア/5Gギガホ/5Gギガライト
- ギガホ プレミア/ギガホ/ギガライト
- ケータイプラン/はじめてスマホプラン
- U15はじめてスマホプラン(5GB/10GB)
- カケホーダイプラン/カケホーダイライトプラン/シンプルプラン/データプラン + パケットパック or シェアオプション
【改訂】イマドコサーチが利用可能になった
「イマドコサーチ」とは、スマホのGPS機能を使って子供の居場所を探し、見守ることができるサービスです。
月額220円※で利用でき、スマホの電源が切られたときに自動で居場所を知らせてくれるので、子供の防犯に心強い存在です。
ahamoでも探す方や探される方もイマドコサーチを利用できるようになったので、保護者が加入して子供のキッズケータイを登録しておくと安心できますよ。
※探す方がFOMA料金プランの場合は検索料5.5円/回がかかります。
ahamoユーザーが探す側の場合、一部機能の利用のために「ドコモメール持ち運び」の契約が必要
メッセージR受信に伴いドコモメール持ち運びサービスの契約が必要となる機能は次のとおりです。
- スケジュール検索(エリア監視含む)
- くりかえし検索
- ブザー検索・ワンタッチブザー検索
- ちょこっと通知検索
- 電池アラーム通知検索
- 電源OFF検索
13歳(中学生)以上の子供は学割よりahamo(アハモ)がお得
次に、13歳(中学生)以上の子供がいる方を対象に、ahamo(アハモ)を使うべきなのかどうかを解説していきます。
中学生以上になってくると、キッズケータイではなく普通のスマホを利用するようになりますし、学割の適用も気になるところですね。
ahamo(アハモ)とギガプランでどちらがお得になるのか詳しく見ていきましょう。
未成年はahamoの契約者になれない(契約名義の変更が必要)
ahamoでは未成年の方が契約者になることはできません。
「加入できない」という意味ではなく、子供の名義でahamoに契約することができないという意味です。
そのため、子供の料金プランをahamoにする場合には、事前にドコモショップに行って、成人の家族(親)の名義に変更する必要があります。
ahamo・ドコモともに学割プランは提供されていない
2023年4月2日まで受け付けていた学割サービス「ドコモ青春割」は、現在新規加入ができません。
ahamoにも学生向け施策がないため、現状はahamo・ドコモいずれも中学生向けのお得なサービスは展開していない状況です。
ドコモで適用できる割引を適用した場合のドコモ料金とahamoの料金を比較しました。
料金プラン | データ通信量 | 月額料金 |
---|---|---|
ahamo | 20GB | 2,970円 |
5Gギガホプレミア ※みんなドコモ割(3回線以上)・ドコモ光セット割・dカードお支払割適用時 | 無制限 | 4,928円 |
~3GB | 3,278円 | |
ギガホプレミア (定期契約なし) ※みんなドコモ割(3回線以上)・ドコモ光セット割・dカードお支払割適用時 | 60GB | 4,818円 |
~3GB | 3,168円 | |
irumo ※ドコモ光セット割・dカードお支払割適用時 ※2023年7月1日受付開始 | 3GB | 880円 |
6GB | 1,540円 | |
9GB | 2,090円 | |
eximo ※みんなドコモ割(3回線以上)・ドコモ光セット割・dカードお支払割適用時 ※2023年7月1日受付開始 | 〜1GB | 2,178円 |
〜3GB | 3,278円 | |
3GB〜無制限 | 4,928円 |
ahamoよりも安く抑えようとすると、データ通信量の少ないプランを選ぶ必要があります。
ネットをたくさん使いたい10代のユーザーには不向きかもしれません。
また「ドコモ光セット割(月1,100円割引)」に関しては、適用するのがあまり現実的ではない人も多いはずです。
月額料金を安く抑えて20GB使えるahamoの方がコスパが高いといえるでしょう。
ahamoとキッズケータイの組み合わせでよくある質問
ahamoとキッズケータイに関するよくある質問についてまとめてみました。
それぞれ、みていきましょう。
ドコモで使えるキッズケータイは何がある?
SH-03Mは「おかえり通知」や習い事を通知できるスケジュール機能など、子供一人の時でも安心できる機能が満載。
KY-41Cは防犯ブザーと見守り機能が付いているため小さな子供にも持たせやすい1台です。
いずれも泡タイプのハンドソープで洗えるほか耐久性にも優れているので、小学生の間使い続けることができます。
キッズケータイにおすすめのドコモサービスは?
- おまかせロック:遠隔で紛失した携帯電話をロックできる
- ケータイお探しサービス:紛失時におおよその位置を検索できる
- 遠隔初期化:紛失時などに端末の初期化およびデータ消去を遠隔で設定できる
子供のスマホ使いすぎを防止するコツ
子供のスマホの使いすぎを防止するためには、スマホを買う前に親子できちんと約束事を決めておく必要があります。
まず、約束事を決めるうえで大切なポイントをご紹介します。
1.制限するものを決める
スマホを買う前に、まずはしっかりとルールを作っておきましょう。
ルールによって、設定する内容は異なりますので、内容を見て「我が家のルール」というものを作ってみましょう。
子供のスマホルール 例 | ||
---|---|---|
ルール | 防げるリスク | 必要な設定 |
家族間、友達とだけ通話可能にする | いたずら電話回避 迷惑電話回避 | ダイヤル発信制限 |
子供だけのときはカメラをロックする | 他人を撮影してトラブルになるのを防ぐ | カメラロック |
家の外でロックをかける | 落としたときに使用されるのを避ける | 開閉ロック |
夜○時以降は利用できなくする | 夜間のサイト利用や ゲームに夢中になり生活リズムが狂うのを防ぐ | 時間制限 |
ネットを決められた方法でのみ利用可能にする | 危険・有害なサイトにアクセスするのを防ぐ | アクセス制限 |
こちらの表のように、まずはどういう使い方をするか家族で話し合って決めましょう。
- 使う時間を決める(朝7時~夜9時まで…など)
- 通話できる相手を決める
- ネットの利用制限をする
- ロックをかける
こんな風に、自分たちの家ではどのようなルールで子供のスマホを管理するのかきちんとはじめに決めておくといいでしょう。
特に、使いすぎを防止するためには利用時間を決めなければなりません。
決めないでおくと、ずるずると長い時間スマホをいじってしまい、キリがありません。
「○時~○時」までと利用時間を決めて、けじめをつけることが大切です。
2.スマホの設定やアプリで管理する
iPhone/Androidともにスマホの使いすぎを防止するための設定をすることができます。
使いすぎ防止の設定をしておくと、親がいちいち時間をみて注意したりすることなく、スマホで自動的に管理してくれます。
忙しい時間に、子供のスマホの使用時間を管理するのは難しいですし、トラブルやストレスのもとにもなります。
設定は細かく変えることができるので、子供のライフスタイルに合わせて決められて便利です。
また、子供にスマホを安全に持たせることができるアプリもたくさんありますので、アプリをインストールするのもおすすめです。
小さい子どもはまだ自分で時間の管理ができませんので、きちんと親が管理してあげなければなりません。
また、成長すると、今度は親に隠れて有害なサイトを見たり、ゲームの課金を際限なくしてしまう…といったトラブルも出てきます。
スマホの設定やアプリを駆使して、安全に子供のスマホを管理しましょう。
子供のスマホ使い過ぎ防止設定とは?
子供にスマホを持たせるときに知っておきたいのが「使いすぎ防止設定」です。
これは、iPhone/Androidの両方にある設定で、この設定をしておくだけで親に代わってスマホを管理してくれる優れものです。
利用時間以外にもさまざまな設定ができます。
iPhone/Androidそれぞれの設定方法をご紹介します。
iPhoneでの設定方法
画像引用元:iPhone8 | docomo
iPhoneで、子供のスマホの使いすぎを防止するには、「スクリーンタイム」を利用します。
スクリーンタイムでは以下のようなことができます。
- 利用時間の制限
- アプリのインストール制限
- アプリごとの利用制限
- ウェブサイトの閲覧制限
- 課金制限
- 端末の設定変更制限
スクリーンタイムは、「ファミリー共有」から設定します。
子供にiPhoneを持たせる場合、親のApple IDではなく子供用のApple IDの作成しておくと管理しやすいです。
13歳未満のお子さんの場合、以下の手順でApple IDを作成しましょう。
- 「設定」→「ファミリー共有」を選択
- 「ファミリーメンバーを追加」→「お子様用アカウントを作成」
この手順で、お子様のApple IDが作れます。
ファミリー共有メンバーになると、スクリーンタイムにファミリーのIDが表示されますのでチェックしてみましょう。
1日の平均利用時間、すべてのアクティビティが確認できるはずです。
使用する時間を設定する場合は、以下の手順で設定します。
- 子供のスクリーンタイムを選択
- 「App使用時間の制限」→「制限の追加」をクリック
- 制限したいアプリにチェックを入れる
- 時間を設定する
このような流れで、子供が利用するスマホの時間を制限できます。
例えば、土日や習い事のある日は少し使う時間を長くしてあげたり、使わない日を設けたり…といった曜日ごとの設定もできます。
制限時間が過ぎると、子供のスマホには「制限時間を超えました」と通知されます。
そこで、「時間延長の許可を求める」というのをクリックすると親に時間延長の申請することもできます。
Androidでの設定方法
Androidでの使いすぎ防止は、「Googleファミリーリンク」を利用します。
- アプリの時間帯制限
- ウェブサイト閲覧制限
- アプリのインストール制限
- アプリの利用制限
- 端末設定変更制限
- 設定のカスタマイズ
- 位置情報の確認
Googleファミリーリンクでは、利用時間の制限のほか、位置情報の確認までできます。
しかし、課金制限だけはPLAYストアから設定しなければなりません。
ゲームをやる予定のあるお子さん、課金が心配なお子さんがいる方は、PLAYストアから設定しましょう。
ファミリーリンクは、親のスマホから設定を行います。
- Googleファミリーリンクアプリを親のスマホにインストール
- アカウントを選択する場面では親のアカウントを選択
- チュートリアルを読み、答えていく
- 「お子様はGoogleアカウントをお持ちですか?」→「いいえ」
- 子供用のアカウントを作成する
- 子供のフルネームを入力する
- パスワードを作成する
- 保護者の同意が求められるので、同意する
- 子供の端末をファミリーリンクに接続する
接続が完了したら、ファミリーリンクへの登録はOKです。
次に、制限時間などの設定を行いましょう。
- コンテンツの使用制限をする
- 利用時間の設定をする
- 子供のスマホに「ファミリーリンクマネージャー」をインストールする
- 子供のスマホの名前を登録する
- インストールされているアプリの一覧をチェック
- 不要なアプリはOFFする
- ファミリーリンクマネージャーの有効化→「次へ」
- プロファイルマネージャーの有効化→「有効にする」
- バックアップとストレージの設定と同意→「同意する」
これで、設定は完了です。
コンテンツの使用制限は、いわゆる成人向けのサイトをブロックしたり、年齢制限をするものです。
利用時間は、iPhoneのスクリーンタイム同様細かく指定できます。
親子でドコモを使う場合におすすめの組み合わせは?
ここまで、ahamoを子供と使うとお得なのかどうかについて解説しました。
親子でドコモを使う場合、おすすめの組み合わせとしては下記のとおりです。
- 子供が15歳(中学生)以下の場合は、親がahamo・子供がキッズケータイがお得
- イマドコサーチや子育て応援プログラムを親がahamoでも利用可能
- 子供が13歳(中学生)以上の場合は家族全員でahamoにするのがお得
結論として、基本的にはスマホを子供を含む家族で持つ場合、ahamoは金銭的にお得になるといえるでしょう。
月々のスマホ代が気になる人は、ぜひahamoへの乗り換えを検討してみてください。
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