新しいスマホを使い始める時、保護フィルムを貼ろうか迷ったことはありませんか?
「新しいスマホを買ったけど保護フィルムって必要?」
「今まで保護フィルムを貼っていなかったけど次の買い替えのときはどうしよう」
とお悩みの人に向けて、この記事ではスマホに保護フィルムがいらない理由や貼らないデメリットをまとめています。
あわせてスマホに保護フィルムを貼ったほうが良いケースと貼らなくてよいいケースについても解説しましたので、ぜひ参考にしてください!
機種 | iPhone16 | iPhone16 Plus | iPhone16 Pro | iPhone16 Pro Max |
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本体 | ||||
価格 | 146,000円~ | 166,200円~ | 188,660円~ | 233,000円~ |
特徴 | 6.1インチ 170g | 6.7インチ 199g | 6.3インチ 199g | 6.9インチ 227g |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
スマホに保護フィルムがいらない理由
スマホのディスプレイは少しずつ進化を遂げ、日常使いであれば保護フィルムがなくても十分な耐久性を備えています。
画面の耐久度が上がるということは、画面に採用しているガラスの素材がより良いものになったということです。
では昨今のスマホにはどのようなガラスが採用されているのでしょうか。
AndroidスマホとiPhoneシリーズのガラスついて順に詳しく説明していきます。
Androidスマホの多くがゴリラガラスを採用
現在販売されているAndroidスマホの多くはゴリラガラス(Gorilla Glass)を採用しています。
ゴリラガラスは世界最大級のガラス製品メーカーであるコーニング社が製造する、スマートフォンやウェアラブル端末に適した耐落下性と耐擦傷性に優れた強化ガラスです。
Xperia 1 IVやGalaxy Z Fold4などに採用されているGorilla Glass Victusは、最大2メートルの高さからの落下に耐えると言われています。
2メートルといえば多くの人の身長以上の高さですから、手元から落とした程度であれば画面が割れることはあまりなさそうです。
iPhoneシリーズはセラミックシールドを採用
iPhoneシリーズは、iPhone12からセラミックシールド(Ceramic Shield)というガラス素材を採用しています。
セラミックシールドは、Appleがコーニング社と協力して開発し、発表当時は「iPhone11よりも4倍頑丈」ということで話題を集めました。
現在発売中のiPhone14の公式ページでは「どんなスマートフォンのガラスより頑丈」と記されています。
こちらも日常使いであれば画面が割れたりすることはほぼ無さそうです。
スマホに保護フィルムを貼らないメリット
では、スマホに保護フィルムを貼らないメリットやデメリットはあるのでしょうか?
ここではまず貼らないメリットから解説していきます。
お金と手間を節約できる
保護フィルムの貼り付けにかかるお金や手間から解放されることは大きなメリットといえるでしょう。
保護フィルムは、数百円から高いものだと数千円で展開されています。
またホコリや気泡が入らないように貼るのが難しく、基本的に一度ついたほこりは取れずやり直しができません。
割れるとまた買い直す必要もあることから、貼らない場合はこのような費用と手間を節約できます。
スマホの保護フィルム取り替えるか🙄フイルム貼るのが、また難しいんだよね( ´~`)ちなみに全画面保護フイルム、大型電気量販店のヤマダ電気で買ったんだけど1枚1332円(^_^;) pic.twitter.com/DFutKN9KbT
— 反り立つ壁(反りかべ) (@ToruNamatame) June 8, 2022
操作性を損なわない
なにも貼らない状態の画面はメーカー公表の最大のパフォーマンスを発揮できます。
保護フィルムを貼ると、保護フィルムの質によっては画面の滑りが悪くなったりタッチパネルの反応が悪くなったりすることがあります。
保護フィルムが確実に悪影響を与えるわけではありませんが、全く影響がないかと言われると可能性はゼロではありません。
保護フィルムを貼らなければ操作性を損なわず、スマホ本来の操作性を楽しめます。
ディスプレイ本来の性能を発揮できる
特殊な保護フィルムを貼ると画面の色味に影響が出てしまいます。
例えば、ブルーライトカット機能のついた保護フィルムなら画面全体にやや黄色みが増し、反射防止機能のついたものは画面全体がやや暗くなります。
保護フィルムを貼らなければディスプレイ本来の画面の鮮やかさや発色を体感できます。
スマホに保護フィルムを貼らないデメリット
続いて、保護フィルムを貼らないデメリットです。
画面にキズがついてしまう
ディスプレイの耐久性が向上したとはいえ「全くキズがつかない」というわけではありません。
カギや小銭が入ったポケットに一緒に入れてしまって、画面に細かなキズがついてしまうというケースは今でもよく耳にします。
- 手帳型のケースを使う
- スマホリングを使う
手帳型のケースは画面にふたができ、カギや小銭など固いものが画面に触れることを防ぎます。
スマホリングはスマホを指に引っ掛けて固定しながら操作でき、スタンドとしても使えるため動画視聴しやすいなど利便性も向上します。
目に負担がかかりやすい
スマホを長時間利用していて、頭が痛くなったり、視界がぼやけて見えにくくなったりしたことはないでしょうか?
スマホの画面が発する光に含まれるブルーライトは、疲れ目や眼精疲労など目のトラブルを引き起こす原因になると言われています。
ブルーライト対策は、スマホの機能やアプリで行うこともできます。
iPhoneならNight Shift機能を利用することで、保護フィルムを貼らなくてもブルーライトをカットすることが可能です。
画面を覗き見られる場合がある
最近のスマホに採用されている有機ELディスプレイは視野角が広く、斜めから見ても画面が見やすいことが特徴です。
裏を返すと他人からも見られやすいということになります。
満員電車など人との距離が近い場所では、画面に表示された内容が他人に見られてしまう場合があります。
【結論】スマホに保護フィルムは必要?
スマホの保護フィルムが必要かどうかは、スマホの利用で何を重視するかによって異なるのでケースバイケースといえます。
スマホの保護フィルムが必要なケースと必要ないケースを紹介しますので、参考にしてください。
スマホに保護フィルムを貼った方がよいケース
スマホに保護フィルムを貼った方がよいケースを3つ紹介します。
- スマホを高く売りたい場合
- 画面を他人に見られたくない場合
- 目の疲れを感じている場合
スマホを高く売りたい場合
スマホの画面にキズがついていると高く売れない可能性があります
買取業者の査定基準によりますが、キズの有無が査定額に大きく影響することもあります。
なるべく高く売りたい人は保護フィルムで傷から守ってあげましょう。
画面を他人に見られたくない場合
大切な情報を他人に見られたくない場合は覗き見防止機能のついた保護フィルムを貼るのが良いでしょう。
例えば、満員電車に乗っていると他人のスマホ画面が目に入ってしまうことがあります。
スマホには個人情報が満載ですし、仕事に使っている場合は会社情報や顧客情報まで漏洩のリスクに晒されることになります
目の疲れを感じている場合
スマホの長時間利用は目を酷使して疲労を与えてしまうので、目に優しい機能のある保護フィルムを貼りましょう。
画面の反射を抑えるノングレア(非光沢)タイプやブルーライトカットタイプの保護フィルムが目にやさしくおすすめです。
スマホ利用での視力低下は多くの人が悩んでいます。画面の保護と一緒に目の疲れを少しでも抑えてあげると良いでしょう。
スマホにブルーライトカットの保護フィルム貼ったら眼精疲労がだいぶ良くなった。最近のスマホはベゼルが狭いから画面端のフィルムとの段差が気になって何も貼ってなかったけど、ブルーライトカット大事だね
— ふみしろ。 (@fumishiro6107) January 28, 2022
スマホに保護フィルムを貼らなくてもよいケース
スマホに保護フィルムを貼らなくてもよいケースを3つ紹介します。
- 多少のキズなら気にならない場合
- お金を節約したい場合
- 写真などの本来の色味を楽しみたい場合
多少のキズなら気にならない場合
スマホの画面の耐久性が昔と比べて向上しているため、日常的に画面が割れてしまう可能性は低くなってきています。
小さなキズや擦れ傷くらいは気にならないという場合は、保護フィルムを貼らなくてもよいでしょう。
お金を節約したい場合
保護フィルムを貼らないのであれば、保護フィルムに関連する費用が節約できます。
保護フィルムが割れたり汚れたりした場合は買い直しが必要になります。
貼り付けが苦手な人は有料で業者に貼り付け依頼をすることもあるでしょう。
保護フィルムを貼らなければ購入費やその他の費用がかかることはありません。
ただし、画面割れによる修理費は高額な場合があるので、注意してスマホを使用する必要があります。
写真などの本来の色味を楽しみたい場合
原色に近い状態で写真や動画を楽しみたい人には、色付きの保護フィルムの使用はおすすめできません。
ブルーライトカット機能で画面が黄色がかってしまうなど、保護フィルムを貼ると少なからず画面の色味に影響を与えます。
気になる人はクリアタイプの保護フィルムを貼るか、貼らない選択をしましょう。
【目的別】おすすめのスマホフィルム
スマホの保護フィルムにはいくつか種類があります。
人気のフィルムの種類や機能についてまとめてみました。
種類 | 機能 |
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グレア | ツヤがあり透明度が高く、クリアな画面を楽しめる |
のぞき見防止 | 正面以外からは加工により画面が真っ暗に見えるため、のぞき見を防止できる。フィルム自体がうっすら黒いため画面は少し暗くなる |
ブルーライトカット | 液晶からでるブルーライトを遮断してくれる。画面は正面から見ると少し黄色がかった色味になる |
ノングレア | ツヤ消しともいわれ、マットなサラサラとした触り心地と指紋が目立たないのが特徴 |
フィルムは種類が複数あるだけでなく、品質もメーカーによりさまざまです。
もし出向いたお店に試供品があれば、実際に触ったり見たりして確認することをおすすめします。
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自分のライフスタイルに合わせた選択を
この記事では、スマホに保護フィルムがいらない理由や、保護フィルムを貼らないメリット・デメリットを解説しました。
スマホに保護フィルムを貼るかどうか悩んだら、まずは自分のライフスタイルとスマホの利用シーンを整理してみましょう。
そのうえで解説したケースが自分に当てはまるかを確認し、保護フィルムを貼るか貼らないかを選択してみてください!