スマホの機種変更をする際、端末代金以外にも事務手数料という費用がかかることをご存知でしょうか。
多くのキャリアで3,000円~5,000円程度の事務手数料が発生するため、「少しでも安く機種変更したい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
実は、手続き方法やキャリアの選択によって事務手数料を0円にすることが可能です。
本記事では、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどの大手キャリアから、UQモバイル・ワイモバイル・ahamo・mineoなどの格安SIMまで、それぞれの事務手数料を無料や安くする具体的な方法を詳しく解説します。
オンラインショップの活用だけで数千円の節約が可能になるケースも多いため、機種変更前にぜひチェックしてください。
スマホの機種変更にかかる事務手数料とは

事務手数料とは、新たに契約を行う際や機種変更する際に発生する手数料のことです。
手続きにかかるスタッフの人件費や諸経費を利用者が負担する仕組みとなっています。
各キャリアによって事務手数料の金額は異なり、手続きの方法(店頭・オンライン)によっても料金が変わる場合があります。
- 新規契約(新しく回線を契約する場合)
- MNP転入(他社から電話番号そのままで乗り換え)
- 機種変更(同じキャリアで端末のみ変更)
- 契約変更(4G→5Gなど回線種別の変更)
特に機種変更の場合、新規契約や乗り換えと比較して利用できるお得なキャンペーンが少ない傾向にあるため、費用負担がより重く感じられやすいです。
キャリアによっては、オンラインショップを利用することで、事務手数料が無料になったり店頭より安くなったりします。
スマホの機種変更にかかる事務手数料を0円にする方法(キャリア編)

スマホの機種変更にかかる事務手数料の金額は契約している会社によって異なります。
| キャリア | 店舗 | オンラインショップ |
|---|---|---|
| au | 3,850円 | 3,850円 |
| ソフトバンク | 4,950円 | 3,850円 |
| 楽天モバイル | 無料 | 無料 |
| ドコモ | 4,950円 | 無料 |
ここでは、主要キャリア4社の事務手数料や無料にする方法などを詳しく解説します。
au

auにおける機種変更の事務手数料は3,850円と設定されており、他社と比較してやや高めの料金体系となっています。
auは店舗とオンラインショップで事務手数料に違いがなく、どちらの方法でも3,850円が発生します。
完全に事務手数料を無料にする方法はありませんが、代替手段として端末割引キャンペーンを活用することができます。
- 5G機種変更おトク割で端末代最大5,500円割引
- 指定プランへの加入で追加特典
- 12ヶ月以上利用したユーザーが対象
- 故障紛失サポート加入が条件
この割引制度を上手に活用すれば、事務手数料を上回る金額の端末代割引が受けることが可能です。
また、故障紛失サポートなど月額料金が発生するオプションへの加入が必要な場合もあるため、長期的な費用も含めて判断することが重要です。
ソフトバンク

ソフトバンクでは機種変更時の事務手数料は、店舗での手続きでは4,950円、オンラインショップでの手続きでは3,850円です。
完全に無料にはできませんが、オンラインショップでの機種変更を選択することで費用を抑えることができます。
- 店舗での機種変更:4,950円
- オンラインショップでの機種変更:3,850円
- 差額:1,100円の節約効果
- 配送料や送料は無料
オンラインショップでの手続きは、費用が安くなる以外にも、24時間いつでも申し込みができるというメリットがあります。
自宅配送と店舗受取から選択できるため、自分のライフスタイルに合わせた受け取り方法を選ぶことができます。
配送を選択した場合は最短翌日に新しい端末を受け取ることも可能です。(※詳細はソフトバンクの公式サイトでご確認ください。)
一方で、オンラインでも3,850円の事務手数料は必要となるため、他社と比較して完全無料のメリットはありません。
また、端末の実機確認ができない点や、設定時のサポートが限定的という側面もあります。
楽天モバイル

楽天モバイルは、機種変更での事務手数料が店舗でもオンラインショップでも完全無料という、他のキャリアにはないメリットがあります。
手続き方法による料金差を気にすることなく、自分に最適な方法を選択できます。
- 事務手数料が店舗・オンライン問わず完全無料
- 複雑な条件設定がないシンプルな仕組み
- 手続き方法による料金差がゼロ
- 初期コストを最小限に抑制可能
楽天モバイルの店舗を利用する場合は、事前に各店舗の対応サービス内容を確認しておくことが大切です。
店舗の立地や混雑状況によっては待ち時間が長くなる可能性もあるため、予約システムを活用するのがおすすめです。
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ドコモ

ドコモでは2025年9月5日の料金改定により、機種変更の事務手数料体系が大きく変更されました。
店頭(ドコモショップや量販店)や電話受付での手続きでは、従来の3,850円から4,950円へと1,100円の値上げが実施されています。
しかし、ドコモオンラインショップやマイドコモなどWeb経由での手続きであれば事務手数料が完全無料です。
- 店頭・電話受付:4,950円(改定前3,850円から値上げ)
- オンラインショップ・マイドコモ:完全無料
- 回線変更の種類(5G→5G、Xi→5G等)による料金差なし
- オンラインショップの配送料:2,750円以上の注文で無料
オンライン手続きの大きなメリットは、回線変更の有無に関わらず全ての機種変更手続きで事務手数料が無料になることです。
以前は5G→5Gや Xi→5Gなど回線変更の種類によって料金が異なっていましたが、現在のオンライン手続きではそうした区別がなく、一律で無料となっています。
また、一回の注文が2,750円以上であれば配送料も無料となるため、機種変更であれば基本的に送料の心配も不要です。
スマホの機種変更にかかる事務手数料を0円にする方法(格安SIM編)

大手キャリアだけでなく、格安SIMでも機種変更時の事務手数料を削減または無料にする方法があります。
| サービス名 | 店舗 | オンライン |
|---|---|---|
| UQモバイル | 3,850円 | 3,850円 |
| ワイモバイル | 4,950円 | 3,850円 |
| ahamo | 3,300円 | 無料 |
| mineo | 無料 | 無料 |
| OCNモバイル ONE | - | 無料 |
ここでは、主要な格安SIMブランドでの具体的な事務手数料の節約方法を詳しく解説します。
UQモバイル

UQモバイルでは、店舗・オンラインショップのどちらで機種変更の手続きを行っても3,850円が必要となります。
機種変更を対象としたお得なキャンペーンは実施されていないため、実質負担を抑える方法もありません。
- 事務手数料:3,850円(店舗・オンライン共通)
- 機種変更向けの割引キャンペーンなし
- 手続き方法による料金差なし
- au回線による安定した通信品質
UQモバイルの機種変更では事務手数料の節約は難しいですが、au回線を利用した高品質な通信サービスを格安料金で利用できるメリットがあります。
月額料金自体が大手キャリアと比較して大幅に安く設定されているため、事務手数料を含めても長期的にはコスト削減が期待できます。
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ワイモバイル

ワイモバイルでの機種変更の事務手数料は、店舗での手続きでは4,950円、オンラインショップでの手続きでは3,850円です。
完全に無料にはできませんが、オンラインショップで機種変更をすることで費用を抑えることができます。
- 店舗での機種変更:4,950円
- オンラインショップでの機種変更:3,850円
- 差額:1,100円の節約効果
- 送料無料で商品配送
ワイモバイルオンラインショップでは、送料無料かつ最短即日発送で迅速な機種変更が可能となっています。
費用を抑えられるのに加えて、24時間いつでも申し込みができるのもメリットです。
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ahamo

ahamoでの機種変更時の事務手数料は、オンラインでの手続きでは事務手数料が完全無料となっています。
一方、店舗でのサポートを希望する場合は3,300円の費用が発生します。
正確には店舗でも事務手数料は無料なのですが、ahamoはオンライン専用ブランドのため、ショップ店員が契約をサポートするという「お手続きサポート」の料金が3,300円に該当します。
- オンライン手続き:完全無料
- 店舗でのサポート:3,300円
- 送料も無料で配送対応
- ドコモオンラインショップで手続き
ahamoの大きなメリットは、ドコモ回線の高品質な通信サービスを事務手数料無料(オンライン)で利用できることです。
ドコモオンラインショップでの手続きは24時間対応しており、自分のタイミングで機種変更を進められる点も便利です。
送料も無料となっているため、追加費用の心配なく新しい端末を受け取ることができます。
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mineo

mineoでは店舗・オンラインショップのどちらで手続きを行っても、機種変更にかかる事務手数料が無料となっています。
- 事務手数料が店舗・オンライン問わず完全無料
- mineoショップ・mineoスポットで店舗対応
- mineoショップオンラインお渡し店も利用可能
- サポート店では限定的なサービス
mineoの店舗には複数の種類があり、それぞれ提供サービス内容が異なるため事前確認が重要です。
mineoショップやmineoスポットでは機種変更を含む各種手続きが可能ですが、サポート店では対応範囲が限られている場合があります。
また、店舗の混雑状況によっては長時間の待ち時間が発生する可能性もあります。
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OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEでは、機種変更にかかる事務手数料が無料です。
機種変更手続きはすべてオンラインで完結するため、24時間いつでも自分のタイミングで手続きを進めることができます。
新規契約に関しては受付を終了しており、以前は可能だったドコモショップでの機種変更の手続きもできなくなっている点は注意が必要です。
- 機種変更の事務手数料が完全無料
- オンライン専用で手続きが簡潔
- 音声対応SIM契約者向け5,000円クーポン配布中
- NTTグループの信頼性
OCN モバイル ONEでは、音声対応SIMを契約中のユーザー向けに機種変更用の5,000円クーポンを配布しています。
このクーポンを活用することで、事務手数料が無料であることに加えて端末購入費用も大幅に削減することが可能です。
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スマホの機種変更にかかる事務手数料についてよくある質問

初期費用の内訳や節約方法について事前に理解しておくことで、より賢い機種変更の判断ができるようになります。
ここでは機種変更に関してよく寄せられる質問と、その回答を詳しく解説します。
機種変更の際に事務手数料のほかにかかる費用は?
スマホの機種変更では、事務手数料以外にも複数の費用が発生する可能性があります。
最も注意すべきは「頭金」と呼ばれる費用で、これは商品代金とは別に販売店に支払う手数料のようなものです。
- 頭金:販売店によって設定される追加手数料
- データ移行サポート料:店舗でのデータ移行を依頼した場合
- SIM発行手数料:一部キャリアで数百円程度
- 配送料:オンライン購入時の送料(多くは無料)
頭金は販売店によって金額が異なり、数千円から1万円程度に設定されることもあります。
オンラインショップを利用することで頭金は一切発生しないため、この費用を避けたい場合はWeb経由での購入がおすすめです。
また、店舗でデータ移行のサポートを受ける場合は、別途サポート料金が発生することがあります。
自分でデータ移行を行えば無料で済むため、操作に慣れている方は自力での移行をすることで費用を抑えられます。
少しでもお得に機種変更する方法は?
機種変更をお得に行うための最も効果的な方法の一つが、下取りサービスの活用です。
現在使用している端末を下取りに出すことで、専門業者による適切なデータ処理の上で買取金額を新端末の購入費用に充てることが可能です。
- 下取りサービスの活用で端末代金を削減
- オンラインショップで事務手数料・頭金を回避
- キャンペーン期間を狙った機種変更
- 自力でのデータ移行によるサポート料金削減
下取りサービスでは、端末の状態によって買取金額が大きく変動します。
日頃から画面割れや傷を防ぐよう丁寧に端末を扱うことで、下取り価格を高く維持できます。
下取りサービスの利用条件や買取金額は各社異なるため、必ず事前に確認するようにしてください。
- ドコモ下取りプログラム
- au下取りプログラム
- ソフトバンク下取りプログラム
- 楽天モバイルスマホ下取りサービス
キャンペーンのタイミングも重要で、機種変更向けのキャンペーンは新規契約や乗り換えと比較して少ない傾向があります。
そのため、キャンペーン情報を定期的にチェックし、お得な時期を狙って機種変更を行うと良いです。
オンラインショップを利用して無駄なく機種変更しよう!

スマホの機種変更における事務手数料は、手続き方法やキャリアの選択によって大きく変わります。
オンラインショップを積極的に活用すれば、多くの場合で事務手数料を無料または大幅に削減することができます。
| キャリア | 店舗 | オンラインショップ |
|---|---|---|
| au | 3,850円 | 3,850円 |
| ソフトバンク | 4,950円 | 3,850円 |
| 楽天モバイル | 無料 | 無料 |
| ドコモ | 4,950円 | 無料 |
| サービス名 | 店舗 | オンライン |
|---|---|---|
| UQモバイル | 3,850円 | 3,850円 |
| ワイモバイル | 4,950円 | 3,850円 |
| ahamo | 3,300円 | 無料 |
| mineo | 無料 | 無料 |
| OCNモバイル ONE | - | 無料 |
特にドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルでは、オンライン手続きによる節約効果が高いです。
楽天モバイルやahamo、mineoのように完全無料で機種変更ができるサービスも存在するため、初期費用を最重視する方はこれらのサービスを優先的に検討することをおすすめします!