• 2025年10月1日
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※本記事は2025年10月1日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

スマホ機種変更でかかる頭金とは?実は頭金0円にする方法あります!

ショップでスマホの機種変更をする際に、「頭金」が必要になることがあります。

金額は店舗によって5,000円から22,000円程度と幅があり、特に最新のiPhoneなどでは高額になる傾向があります。

しかし、適切な方法を選べば頭金を完全に0円にすることが可能です。

キャリアの公式オンラインショップを利用すれば、頭金だけでなく事務手数料の割引や送料無料などの特典も受けられ、総額で1万円もお得になるケースもあります。

この記事では、スマホの頭金の内訳から具体的な回避方法まで、知らないと損する重要な情報を詳しく解説します。

※詳細はソフトバンクの公式サイトでご確認ください。

スマホ機種変更でかかる頭金とは?

スマホの機種変更を店舗で行う際、「頭金」がかかることがあります。

この頭金は一般的な住宅ローンなどの頭金とは異なり、端末代金とは別に追加で支払う販売店への手数料である点が特徴です。

ここでは、スマホの機種変更でかかる頭金について詳しく解説します。

スマホ機種変更の頭金について

頭金=代理店の利益

スマホショップで請求される「頭金」は、本来の頭金の意味とは異なります。

通常、住宅や自動車の購入時の頭金は商品代金の一部を前払いするものですが、スマホの頭金は端末代金とは別の費用として上乗せされる手数料です。

つまり、10万円の端末に1万円の頭金が設定されている場合、総支払額は11万円となり、端末代金が9万円になるわけではありません。

一般的な頭金とスマホの頭金の違い
  • 一般的な頭金:商品代金の一部を前払い(残債が減る)
  • スマホの頭金:商品代金に上乗せされる手数料(残債は変わらない)
  • スマホの頭金は代理店の運営費や利益に充当される
  • 頭金の金額は店舗によって5,000円~22,000円と幅がある

全国に展開されているキャリアショップのほとんどは、キャリア直営ではなく代理店によって運営されており、頭金は店舗の維持費や人件費を賄うための貴重な収入源です。

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意外と知られていませんが、どのキャリアも直営店はかなり少ないんです!

機種変更の場合、新規契約や他社からの乗り換えと比較してキャリアから支払われるインセンティブが少ないため、代理店にとって頭金は機種変更時の重要な利益確保手段となっています。

頭金に違法性は無い

スマホショップで請求される頭金について、消費者に誤解を与えやすい名称ではありますが、法律的には問題のない費用です。

頭金は接客サービスの対価や店舗運営費として位置づけられており、代理店が独自に設定できる正当な販売手数料として認められています。

頭金の法的位置づけと問題点
  • 法律上は代理店の正当な販売手数料として認められている
  • 総務省が「頭金」という表現の見直しを代理店に指導
  • 消費者庁も消費者に誤解を与える可能性を指摘
  • 一部店舗では「店頭のお支払額」など名称変更を実施

2021年の総務省調査では、代理店側からも「頭金という名称では消費者への説明が難しい」という声が上がっていました。

このため、総務省では代理店に対してより分かりやすい名称への変更を推奨しており、実際に一部の店舗では表現を改めています。

ただ、頭金という名称が完全に廃止されたわけではなく、現在でも多くの店舗で使用されています。
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頭金を0円にする方法

スマホの機種変更で発生する頭金は、手続き方法や店舗選びを工夫することで0円に抑えることが可能です。

オンラインショップの活用や特定の条件を満たすことで、頭金だけでなく事務手数料も回避できる場合があるため、機種変更前に必ず検討したい方法です。

ここでは具体的な3つの方法について詳しく解説します。

①キャリア公式オンラインショップを利用する

ドコモオンラインショップ ホーム | ドコモオンラインショップ
画像引用元:ドコモオンラインショップ ホーム | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ

ドコモオンラインショップ、auオンラインショップ、ソフトバンクオンラインショップなど、すべてのキャリア公式サイトでは頭金が一切発生しない仕組みになっています。

これは代理店を通さずキャリアが直接販売するため、中間マージンが不要だからです。

オンラインショップの頭金0円メリット
  • 全キャリアで頭金が完全無料
  • 24時間いつでも申し込み可能
  • 待ち時間なしで手続き完了
  • 送料無料で自宅配送(条件あり)

オンラインショップを利用すると頭金だけでなく、キャリアによっては事務手数料が無料や割引になることがあるため、総合的な費用削減効果が非常に高い方法です。

具体的には、オンラインショップだとドコモは事務手数料が無料、ソフトバンクは店頭手続きよりも1,100円安くなります。

配送についても、一定金額以上の購入で送料無料となることが多く、最短翌日には新しい端末を受け取ることができます。

ただし、端末の実機確認ができない点や、設定サポートが限定的というデメリットもあります。

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新しい機種の操作感を事前に確認したい場合は、店舗で実機を触ってからオンラインで購入するのがおすすめです。

②実店舗で契約の際にオプションに加入する

一部の代理店では、特定のオプションに加入することで頭金を0円にするキャンペーンを実施しています。

これは代理店がオプション加入によってキャリアから受け取るインセンティブを原資として、頭金を相殺する仕組みになっているためです。

オプション加入による頭金0円の条件例
  • 有料コンテンツ(動画配信サービスなど)への加入
  • タブレットやスマートウォッチの追加契約
  • 光回線やでんきサービスなどのセット契約
  • 家族全員での一括乗り換え

最大の注意点は、オプションの月額料金が頭金を上回る場合があることです。

例えば、1万円の頭金を回避するために月額1,000円分のオプションに加入した場合、10ヶ月以上継続すると頭金を支払った方が安くなってしまいます。

また、不要なサービスに長期間加入し続けることで、結果的に大幅なコスト増となるリスクもあります。

オプション加入を検討する際は、加入期間の縛りや解約条件、実際に利用する予定があるかどうかを十分に確認することが重要です。

オンラインショップなら不要なオプションへの加入を勧められることもないため、安心して契約できます。
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代理店の中にも、他のショップとの差別化のために頭金を設定していない店舗があります。

特にキャリアの直営店では代理店のように独自の頭金を上乗せしないケースが多いため、基本的に頭金は発生しません。

頭金0円の店舗の特徴
  • キャリア直営店(au Style、ソフトバンク銀座など)
  • 一部の家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラなど)
  • 総務省の指導により頭金を廃止した代理店
  • 差別化のため独自に頭金を撤廃した代理店

キャリア直営店は全国に限られた店舗数しかありませんが、アクセスしやすい立地にある場合は積極的に活用することをおすすめします。

家電量販店については、店舗や時期によって頭金の取り扱いが異なるため、事前に電話で確認することが重要です。

近年は総務省の指導もあり、頭金を廃止する店舗が増加傾向にありますが、まだすべての店舗で廃止されているわけではありません。

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事前確認を怠ると、来店してから頭金の支払いを求められる可能性があるため注意が必要です。

キャリア公式オンラインショップなら他にもメリットがある

au shop イラスト
画像引用元: au Online Shop

キャリア公式オンラインショップは、頭金や事務手数料の削減だけでなく、店舗での手続きにはない多くのメリットがあります。

オンラインショップの主要メリット
  • 営業時間を気にせず24時間申し込み可能
  • 待ち時間なしで手続きが完了
  • 不要なオプション勧誘を受けない
  • 自宅で商品受け取りが可能
  • 最短翌日配送でスピーディー
  • チャットサポートで疑問解決

オンラインショップでは、店舗での機種変更で時折発生する長時間の待ち時間や、スタッフからの営業トークに時間を取られることがありません。

自分が必要とする手続きのみに集中できるため、短時間で効率的に機種変更を完了させることができます。

配送サービスも充実しており、多くのキャリアで最短翌日には新しい端末を受け取ることが可能です。

直接のサポートが必要な場合は、オンラインショップで機種変更してから店舗へ行けばOKです!
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ドコモ・au・ソフトバンクのオンラインショップで頭金を0円に

本記事の内容をまとめると、スマホショップで請求される「頭金」は、一般的な住宅ローンの頭金とは全く異なり、端末代金とは別に上乗せされる代理店の販売手数料です。

5,000円〜22,000円程度が相場で、違法ではないものの消費者に誤解を与えやすい制度として問題視されています。

頭金を0円にする確実な方法
  • 各キャリアの公式オンラインショップを利用
  • キャリア直営店での契約(au Styleやソフトバンク直営店など)
  • 頭金廃止を実施している家電量販店や代理店を探す

おすすめは公式オンラインショップでの手続きです。

頭金だけでなく事務手数料の割引や送料無料、24時間受付、不要なオプション勧誘なしなど、総合的にメリットが大きく、数万円の節約も可能です。

店舗での相談が必要な場合は、オンラインで購入後に店舗でサポートを受けるという使い分けをするのがおすすめです。


この記事を書いた人
スマホのススメ編集部
スマホやケータイの最新情報や、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルに関する総合情報メディア「スマホのススメ」の制作を監修。スマホのレビューやドコモのお得クレジットカードdカード GOLDについても解説しています。スマホ関連の「分かりづらい内容を分かりやすく」することを目標に、誰でも簡単にお得にできるようにユーザー目線で記事を配信しています。