「プラスメッセージ」 は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社が開発した新しいメッセージアプリです。
電話番号を使って相手にメッセージを送るという仕組みから、簡単にいえば「新しいSMS」といった具合です。
使ったことのない人は、「今までのSMSとプラスメッセージは何が違うの?」「どんなことができるの?」こんな疑問を持っている方も多いでしょう。
本記事ではプラスメッセージのメリット・デメリットや、どんな人が使えるのか、さらには使い方などを紹介していきます。
- ドコモ
- ahamo
- ドコモ回線を使うMVNOでSMS契約をしている人
- au
- ソフトバンク
ぜひ参考にして、あなたも新しくなったプラスメッセージを使ってみましょう!
機種 | iPhone16 | iPhone16 Plus | iPhone16 Pro | iPhone16 Pro Max |
---|---|---|---|---|
本体 | ||||
価格 | 146,000円~ | 166,200円~ | 188,660円~ | 233,000円~ |
特徴 | 6.1インチ 170g | 6.7インチ 199g | 6.3インチ 199g | 6.9インチ 227g |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
プラスメッセージとは?
「プラスメッセージ」は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社が提供する新しいメッセージアプリです。
これまでキャリアのメッセージアプリといえば「SMS」が主流でしたが、このSMSが刷新される形で「プラスメッセージ」がリリースされました。
スマホに登録した電話番号を元にメッセージを送信するといった方式はこれまでと同じですが、さまざまな機能が加えられています。
チャット形式のメッセージ画面や豊富なスタンプ、写真・動画の送信にまで対応し、プライベート・ビジネス両方に利用可能です。
「プラスメッセージ」アプリをインストールするだけで利用ができ、月額料金は無料、パケット通信料のみがかかります。
プラスメッセージのメリット
プラスメッセージは電話番号だけで送れるメッセージアプリですが、通話料がかからないなどSMSとは様々な違いがあります。
そこでプラスメッセージとSMSとの違いをまぜながら、メリットとデメリットを紹介していきます。
まずはメリットを大きく以下の2つに分けました。
- 電話番号だけでやり取りができる
- LINEのような楽しみ方ができる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
電話番号だけでやり取りできる
プラスメッセージでは、「電話番号」を使ってメッセージの送受信ができます。
これによるメリットは、セキリティー性が高い点と引き継ぎの手間が減ることです。
番号を知らせていない人とは連絡できないわけですから、いきなり知らない人から連絡がくることはありません。
また機種変更などで端末を新しくした時の引き継ぎ作業は、多くの方が面倒と思っているのではないでしょうか。
「プラスメッセージ」なら電話番号がアカウントの代わりになります。
スマホを替えても電話番号が変わることはほとんどないので、スムーズに引き継ぎが行えます。
AndroidはSDカードにiPhoneはiCloudにバックアップしておけば、あとは新端末で復元するだけですから大変な作業も短時間で済みますね。
LINEのように楽しめるチャットツール
今やほとんどの人が使っているLINEですが、プラスメッセージでも同じような楽しみ方ができます。
SMSとの違いで一番大きいのが、このLINEのようにチャット形式でやり取りできることではないでしょうか。
他にも沢山の機能が利用できますので、紹介していきましょう。
- スタンプがすべて無料で使える
- 既読・未読確認ができる
- グループでメッセージのやり取りができる
- 添付ファイルや写真、動画の送受信ができる
- パケット通信でやり取りできる
LINEの特徴の一つに、会話に加えてスタンプを送ることで気持ちを表現できることがあります。
簡単で楽しくやり取りできるコミュニケーションとして定着していますが、プラスメッセージでは900種類以上のスタンプがすべて無料で利用可能です。
最近では期間限定で人気クリエイターのスタンプも配信されていたりします。
またSMSではできない既読・未読機能があったり、グループメッセージでのやり取りや、添付ファイル、写真や動画を送ったりも可能です。
さらに料金面でも違いがあり、SMSでは送受信に料金がかかりますが、プラスメッセージならパケット通信で利用可能です。
もちろんWi-Fi利用もできますから、環境さえあればスマホのデータ量さえ減ることはありません。
プラスメッセージのデメリット
プラスメッセージでは多くのメリットがありましたが、当然デメリットもあります。ここでは以下の3つを紹介しましょう。
- スタンプの種類が少ない
- 機能が少ない
- すべての人とやり取りができない
こちらもそれぞれ見ていきます。
スタンプの種類が少ない
すでにお伝えしましたが、プラスメッセージでは、900種類以上ものスタンプが無料で利用可能です。
しかし、無料・有料スタンプを揃えるLINEと比較すると、どうしてもラインナップの少なさは否めません。
LINEでスタンプを積極体に活用していた人にとっては、「プラスメッセージ」のスタンプ機能は物足りなく感じるでしょう。
機能が少ない
またプラスメッセージは基本的に「メッセージ」機能に特化した仕様になっています。
LINEのように「ウォレット機能」や「音楽配信」「漫画配信」「クーポン」といった多様な機能は備えていません。
あくまでメッセージを送り合う用のアプリとしてしか使えないので、機能面に不満を抱く方も多くいるようです。
さらに、通話やビデオ会議といった機能もないので、幅広い機能を備えたオールインワンの「LINE」と比較すると利便性に欠ける印象です。
すべての人とやり取りができない
プラスメッセージは利用できる方が限られています。LINEのようにアプリをインストールすれば誰にでもメッセージが送れるわけではありません。
やり取りができる相手が限られているのは、大きなデメリットの一つです。
プラスメッセージを利用できる回線・対象者
プラスメッセージのデメリットの一つ、利用対象者が限られていることが一部改善されました。
ここでは新しくなった利用対象者を、使える人と使えない人に分けて詳しく紹介していきます。
利用対象者は広がりましたがそれでも限定的です。どんな方が使えるのか、以下の表にまとめました。
+メッセージが使える人 | +メッセージが使えない人 |
---|---|
・ドコモユーザー(ahamoを含む) ・ドコモ回線を使うMVNOでSMS契約をしている人 ・auユーザー ・ソフトバンクユーザー | ・大手3キャリア以外のユーザー ・ドコモ回線を使わないMVNO利用者 ・ドコモ回線を使うMVNOでSMS契約をしていない人 |
注意点として、ドコモ回線を使うMVNO利用者でもSMS契約をしていない人は利用できないことが挙げられます。
これはプラスメッセージのアプリをインストールした後、SMSによる認証が必要だからです。
SMSが利用できる契約がどうかをしっかりと確認する必要がありますね。
プラスメッセージの使い方
ここではプラスメッセージの使い方を2つ紹介していきます。
- プラスメッセージの初期設定方法
- メッセージ画面
プラスメッセージを使うための初期設定方法と、スタンプや動画を送信するためのメッセージ画面の解説しますので参考にして下さい。
プラスメッセージの初期設定方法
初めてプラスメッセージを使う方は、アプリをダウンロードした後に初期設定が必要です。
方法をドコモユーザーの方とMVNO(ドコモ回線)の方に分けて紹介します。
ドコモユーザーの方「初期設定方法」
- ホーム画面やアプリ一覧にある「プラスメッセージ」を起動する
- 説明画面を2画面「次へ」をタップする
- 利用条件等を確認して「すべて同意をする」をタップする
- プロフィール(任意)を入力すれば完了です
初回認証後にプラスメッセージを利用する際は、Wi-Fi接続で利用可能です。またプロフィールは任意ですから、入力しなくても使えます。
MVNO(ドコモ回線)の方「初期設定方法」
- Android端末はGoogle Playストアからdocomoのロゴ付き「プラスメッセージ」 をインストールする
- iPhoneはApple Storeから「プラスメッセージ」をインストールする
- 説明画面を2画面「次へ」をタップする
- 電話番号を入力し、次の画面でSMSに届いた認証番号を入力する
- 利用条件等を確認して「すべて同意する」をタップする
- プロフィール(任意)を入力すれば完了です
Androidの方は必ずdocomoのロゴが付いた「プラスメッセージ」アプリをインストールして下さい。
ロゴ付きでない「プラスメッセージ」はメッセージ画面が開くだけで利用はできませんので、注意しましょう。
もし間違えてインストールしてしまっても、アンインストールをしてからロゴ付きのプラスメッセージをインストールすれば大丈夫です。
また初回認証後にプラスメッセージを利用する際は、Wi-Fi接続で利用できます。プロフィールは任意ですから、入力しなくても利用可能です。
メッセージ画面の見方
プラスメッセージアプリでは、テキストのみ送信できるSMSとテキスト以外も送れるプラスメッセージの両方が同じ画面で利用可能です。
でも送信相手がプラスメッセージを利用していなければ、スタンプなどは送れません。
そこでテキスト以外のスタンプなどを送れるかどうか、見分ける方法を紹介していきます。
連絡先一覧での見分け方と、実際にメッセージを送る際の送信画面での違いをイメージ画像で紹介しますので参考にして下さい。
送信相手のプラスメッセージアプリ利用を確認する方法
連絡先一覧の各氏名の右側にプラスメッセージマークがある場合には、スタンプや写真、動画なども送れます。
この画像はAndroidのものですが、iPhoneでも大きな違いはありません。
SMSとプラスメッセージの送信画面の違い
SMS送信時には名前の下に「SMS」と、メッセージ欄に「ショートメッセージ(SMS)を送信」が表示され、違いがわかりやすくなっています。
プラスメッセージMVNO対応記念キャンペーン
プラスメッセージがドコモ回線を使うMVNOで利用可能になったことを記念して、最大20,000dポイントが当たるキャンペーンが開催されています。
エントリーは不要で、すでにプラスメッセージを使っていてもこれから使う人でもdポイントが当たるチャンスですから、ぜひチェックして下さい。
キャンペーンの概要
本キャンペーンはエントリー不要で、条件を満たせば抽選で10万名の方に期間・用途限定のdポイントが最大20,000P当たります。
キャンペーンの適用条件
条件は以下の通りですので、しっかりと確認しましょう。
- ahamoを含むドコモユーザー
- MVNO(ドコモ回線)の利用者
- プラスメッセージを利用中またはこれから利用開始する方
- キャンペーン参加前に「dアカウント」が登録済みの方
- キャンペーン期間中に「プラメの部屋」と「プラメでお得」の利用を開始した方
- ポイント進呈時に「dポイントクラブ会員」である
- 「ドコモ災害対策」の利用開始で当選確率が2倍に!
ドコモユーザーならahamo契約でも大丈夫です。またMVNO(ドコモ回線)でSMSが利用できる方も対象です。
すでにお伝えしましたが、プラスメッセージを利用中の方、初めて利用する方どちらでも参加できます。
キャンペーンへ参加をする前に「dアカウント」が登録済みかどうかを確認しましょう。
また本キャンペーンはプラスメッセージをダウンロードしただけではキャンペーン対象にはなりません。
必ず公式アカウントである「プラメの部屋」と「プラメでお得」2つの利用開始が必須ですから注意して下さい。
公式アカウント利用開始画面
もう一つ、ポイント進呈時には「dポイントクラブ会員」である必要があります。会員でなければポイントはもらえませんので未入会の方は必ず入会しましょう。
ポイント有効期限:進呈月から翌月末まで
最後に必須事項ではありませんが、得する情報です。
公式アカウントの「ドコモ災害対策」の利用を開始した方には、当選確率が2倍になります。
ドコモ災害対策のアカウントを利用すれば、災害発生時に家族などの安否確認がWeb上でできるリンクや災害に役立つ情報などが届きます。
当選確率が2倍になる上、もしもの時に備えておける安心感が増えますので、ぜひ検討してみて下さい。
キャンペーンの注意点
本キャンペーンはエントリーが不要ですが、注意点を確認しないと抽選の対象外になる可能性もあります。
最大20,000pがもらえるチャンスを逃さないためにも、以下の3点をしっかりと確認しておきましょう。
- dアカウント登録電話番号とプラスメッセージ利用電話番号を一緒にする
- ポイントがもらえる時まで「プラメの部屋」「プラメでお得」「ドコモ災害対策」の3つを登録したままにしておく
- もらえるポイントは有効期限(進呈日の翌月末まで)がある
dアカウントを複数持っている方は、登録電話番号とプラスメッセージを利用している電話番号が同じであるか、確認しましょう。
異なる場合は抽選の対象外ですのでご注意下さい。
また公式アカウントの3つは、ポイントがもらえる時まで登録したままにしておきましょう。(ポイント進呈時期は2022年2月中旬の予定です。)
そして当選した場合にもらえるポイントは「期間・用途限定」で、進呈日の翌月末までの有効期限があります。
進呈時にドコモから連絡はきませんので、当たったポイントが無駄にならないように、dポイントクラブサイト等で必ず確認しましょう。
1等が当たればポイントが大幅に増えるのですぐわかりますが、100pや10pではわからないことも考えられますよ。
プラスメッセージで楽しくメッセージを送ろう!
プラスメッセージは従来のSMSと違い、パケット通信で利用ができ、スタンプで楽しく簡単に連絡できるツールです。
利用対象者も広がり、より多くの方とやり取りができるようになりました。
またキャンペーンも開催されているので、ぜひこの機会にプラスメッセージアプリをインストールしてメッセージを楽しみましょう!