iPhone12 Pro Max
  • 2024年4月22日
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※本記事は2022年12月16日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

iPhone 12 Pro Maxの評価レビュー|大画面でディスプレイの迫力がすごい

日本時間10月14日(午前2時)、ついに2020年の新型iPhoneが発表されました。

2020年の新型iPhone12は全部で4モデル。このうちiPhone12 Pro Maxは最上位モデルに位置付けられます。

この記事ではiPhone12 Pro Maxの発売日とスペック・機能・価格などの評価レビューをご紹介していきます。

iPhone12 Pro Maxの総合レビュー

iPhone 12 Pro Maxのレビュー
動きの快適さ★★★★★5.0
使いやすさ・操作性★★★★☆4.0
カメラ★★★★★4.8
バッテリーのもち★★★★★4.0
オリジナル性能★★★★☆3.8
価格★★★☆☆3.0
総合評価4.2
各キャリア、Appleストアでの価格の比較をしつつ買う理由・買わない理由についても解説しています。

新型iPhoneの購入を検討している方は是非チェックしておきましょう。

iPhone12 Pro Maxの口コミ・評判

iPhone12 Pro Maxの口コミ・評判
iPhone12 Pro Maxの口コミ・評判

iPhone12 Pro MaxはiPhone12シリーズの最上位機種として2020年11月13日に発売されました。

iPhoneといえばカメラ機能に定評がありますが、iPhone12 Pro Maxもカメラに特化した仕様になっておりカメラ性能では高い評価を得ています。

それでは実際にiPhone12 Pro Maxを使用している人の口コミ・評価レビューを見ていきましょう。

iPhone12 Pro Maxの良い口コミ・評判

良い口コミ・評判3つ
  • 6.7インチの大型ディスプレイでゲームや動画鑑賞が快適
  • センサーシフト式の光学手ぶれ補正で、素人でもきれいな撮影ができる
  • ナイトモードの撮影が昼間のように被写体がはっきり映る

iPhone12 Pro Maxはとにかくカメラにこだわりのある方におすすめの機種になります。

実際にユーザーからはカメラ機能についての評価が高く、広角カメラの大型センサーやセンサーシフト式光学手ぶれ補正の搭載で素人でもプロのようなきれいな撮影が簡単にできます。

そのほかにもiPhone12シリーズに標準搭載のナイトモードでは暗い場所でも被写体がはっきり撮影ができるなど時間や場所を選ばずにいつでも満足のいく撮影が可能です。

また最新のA14 Bionicチップの処理速度に加え、iPhone史上最大になる6.7インチの大画面でゲームや動画鑑賞なども快適に利用できます。

iPhone12 Pro Maxの悪い口コミ・評判

悪い口コミ・評判3つ
  • 本体が重くて長時間使うと疲れる
  • カメラにこだわらないなら購入するメリットがない
  • 5G対応だが、一部の地域でしか恩恵がない

iPhone12 Pro MaxはiPhone史上最大のディスプレイサイズでゲームや動画鑑賞がしやすくなっている反面、重量が226gと非常に重く長時間の使用が疲れるという意見が多いです。

またカメラ機能以外ではiPhone12と大きくスペックに差がないのでカメラにこだわりがないという方はiPhone12 Pro Maxの価格を考えると購入のメリットがないかもしれません。

さらにiPhoneシリーズでは初の5G対応機種になっていますが、5Gサービス対応エリアが都心の一部と非常に狭く実用段階とは言えない状況になっています。

iPhone12 Pro Maxの実機レビュー

iPhone12 Pro Maxの実機レビュー
iPhone12 Pro Maxの実機レビュー

まずはiPhone12 Pro Maxを実際に触ったレビューをしていきます。

良い点
  • 大画面でディスプレイの迫力が凄い
  • カメラ性能はもちろんいい

歴代iPhoneで一番大きいディスプレは迫力があり、撮影した動画や写真を楽しむのに非常に良いと感じました。

画面の淵がiPhone11シリーズに比べて狭くなったことで、更に大画面に感じるのかもしれません。

iPhone12 Pro Maxの実機レビュー

カメラ性能はやはり良いです!3眼で実現できる撮影のバリエーションも豊富で、LiDERスキャナを使うアプリも入れたらずっと遊んでいられます。

またデザインや色合いもiPhoneのProシリーズならではの上品で高級感のある感じが非常に良いポイントでした。

iPhone12 Pro Maxで撮影した写真
iPhone12 Pro Maxで撮影
iPhone12 Pro Maxで撮影した写真
iPhone12 Pro Maxで撮影
iPhone12 Pro Maxで撮影した写真
iPhone12 Pro Maxで撮影
悪い点
  • 厚みと重量感で手が疲れる
  • 再度のフレーム部分に指紋がつく
  • カメラ性能はProとそこまで変わらない

iPhone12 Pro Maxの大画面はメリットでもありますが、やはり手のおさまりとしはあまりよくありませんでした。

もちろん片手での操作はしない前提ではありますが、厚みと重さでやや手が疲れる印象です。

またフレーム部分のデザインは背面とは違いテカテカした素材なので、指紋が結構つきます。カバーをする方は全く気にならないポイントでしょう。

カメラ性能は感動的なものでしたが、miniやProで撮影した写真と見比べても、素人目そこまで大きな差は感じられませんでした。

実機レビューの総括としては、大型ハイスペックスマホとしては最上級、LiDERスキャナを使うアプリの今後に期待!という感想になりました。

iPhone12 Pro Max
iPhone12 Pro Maxの実機
iPhone12 Pro Max
iPhone12 Pro Maxの実機
iPhone12 Pro Max
iPhone12 Pro Maxの実機
iPhone12 Pro Max
iPhone12 Pro Maxの実機

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iPhone12 Pro Maxの価格を評価レビュー

iPhone12Pro
iPhone12 Pro Max ゴールド

続いて各キャリア、AppleストアのiPhone12 Pro Maxの価格をご紹介していきます。

キャリアやストレージによってそれぞれ価格が異なるので、チェックしてみてください。
※ドコモの価格は11月5日現在発表されていません。

iPhone12 Pro Maxの価格

容量128GB256GB512GB
ドコモ公式オンラインショップ
ドコモ

(通常価格)
95,040円
(142,560円)
104,016円
(156,024円)
121,968円
(182,952円)
au公式オンラインショップ
au

(通常価格)
75,900円
(141,900円)
83,030円
(155,150円)
97,060円
(181,540円)
ソフトバンク公式オンラインショップ
ソフトバンク

(通常価格)
64,800円
(129,600円)
70,920円
(141,840円)
83,160円
(166,320円)
Apple129,580円141,680円165,880円

iPhone12 Pro Maxは、スペックや機能に比例してiPhone12シリーズの中で最も高い価格となっています。

ただし長く使っていく事を含め、大画面かつハイスペックのiPhoneを選びたい方にはこの価格は高くないといえるでしょう。

キャリア版はAppleのSIMフリー版より高くなりますが、端末サポートや5G関連のキャンペーンで安くする事ができます。

iPhone12 Pro Max以外の3機種の評価レビューと価格・スペック・機能は以下になります。

iPhone12 Pro Maxのスペックを評価レビュー

A14チップ
A14 Bionic

ここからは、iPhone12 Pro Maxのスペックを評価していきます。

iPhone 12 Pro Maxのスペック
メモリ6GB
ストレージ容量128GB
256GB
512GB
カラーシルバー
グラファイト
ゴールド
パシフィックブルー
ディスプレイ6.7インチ(OELD)
サイズH160.8×W78.1×D7.4mm
重量226g
プロセッサA14 Bionic
バッテリー3,687mAh

前作と比較して何が良くなったのか、iPhone12 Proとの違いも踏まえながらみていきましょう。

サイズ・インチ数

iPhone12の画面サイズ
iPhone12シリーズのサイズ
  • ディスプレイ:6.7インチ
  • 本体サイズ:H160.8×W78.1×D7.4mm

iPhone12 Pro Maxのサイズは前作の11 Pro Maxと比較すると若干のサイズアップとなっています。

ディスプレイも6.5インチ→6.7インチと大型化されており、歴代iPhoneの中でも最大となりました。

ゲームや動画視聴などでより臨場感が味わえるうえに、動画の編集などでも大画面が役にたつでしょう。

デザイン

iPhone12 Pro Maxの本体デザインはフラットデザインが採用され、高級感が増しています。

近年の丸みのあったデザインから刷新して、昔のiPhoneに近いような角ばったデザインが採用されたため、大きな話題を集めています。

背面のカメラにはiPhone 11発表時に話題となったいわゆる「タピオカレンズ」が引き続き採用されています。

カラー

iPhone12のカラーバリエーション
iPhone12 Pro Maxのカラー

iPhone12 Pro Maxのカラーラインナップは以下4色になりました。

  • シルバー
  • ゴールド
  • グラファイト
  • パシフィックブルー

落ち着いた色合いが中心ながら、「パシフィックブルー」が新色として加えられています。

新色は在庫が少なくなることが多いため、検討している方は早めの予約をするようにしましょう。

ディスプレイ

iPhone 12シリーズのディスプレイ性能
iPhone 12 Pro Max6.7インチ/Super Retina XDRディスプレイ
2,778 x 1,284解像度/458ppi
iPhone 12 Pro6.1インチ/Super Retina XDRディスプレイ
2,532 x 1,170解像度/460ppi
iPhone 126.1インチ/Super Retina XDRディスプレイ
2,532 x 1,170解像度/460ppi
iPhone 12 mini5.4インチ/Super Retina XDRディスプレイ
2,340 x 1,080解像度/476ppi
iPhone12では、どの機種にも有機ELディスプレイが採用されました。

4モデルともSuper Retina XDRディスプレイで機能的には同じですが、若干解像度や画素密度が異なります。

CPU性能

  • A14 Bionic
  • 6GB

iPhone12シリーズには、最新のCPU「A14 Bionic」が搭載されています。

メモリ容量はiPhone12とiPhone12 miniは4GBとなるため、性能としてはProモデルの方が上となります。

ただしiPhone12シリーズの場合CPUの性能などのおかげで、容量の差はそこまでないでしょう。

ストレージ

  • 128GB
  • 256GB
  • 512GB

iPhone12 Pro Maxのストレージは、128GB・256GB・512GBの3つがラインナップされています。

下位モデルには無い512GBがあるのは大容量のアプリを利用する方にとってうれしいポイントです。

バッテリー

  • iPhone12 Pro Max:3,687mAh
  • iPhone12 Pro:2,775mAh
  • iPhone12:2,775mAh
  • iPhone12 mini:2,227mAh

Apple公式の情報ではありませんが、米メディアの情報などを参考にするとiPhone12 Pro Maxのバッテリー容量は3,687mAhとの事です。

他のiPhone12だと前モデルよりバッテリー容量が減らされていますが、iPhone12 Pro Maxに関してはバッテリーの充実ぶりが伺えます。

ただし省電力性能が上昇した事により、バッテリー持ち自体は前モデルと同等もしくはそれ以上となっています。

iPhone12 Pro Maxの機能を評価レビュー

iPhone12Proのカメラ性能
iPhone12Proのカメラ性能

次に、iPhone12 Pro Maxの機能を評価していきます。

iPhone 12 Pro Maxの機能
アウトカメラ12MPカメラシステム
広角・超広角・望遠・LiDERスキャナ
イメージセンサー式手ぶれ補正
超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角
広角:ƒ/1.6絞り値
望遠:ƒ/2.2絞り値
インカメラ12MPカメラシステム
ビデオ撮影Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大60fps)
5G対応Sub6
セキュア認証顔認証(Face ID)
耐水性能IP68(最大水深6メートルで最大30分間)
高速充電対応(20W)
ワイヤレス充電最大15WのMagSafeワイヤレス充電
最大7.5WのQiワイヤレス充電

カメラ

iPhone12Proで撮影した写真
iPhone12Proで撮影した写真
iPhone12 Pro Maxの主なカメラ機能
  • 2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、5倍の光学ズームレンジ
  • 最大12倍のデジタルズーム
  • LiDARスキャナを活用したナイトモードポートレート
  • デュアル光学式&センサーシフト式手ぶれ補正
  • Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大60fps)
  • Apple ProRAW対応

iPhone12 Pro Maxのアウトカメラには、「広角」「超広角」「望遠」のトリプルレンズに加えて、LiDERスキャナが搭載されます。

いずれのレンズもこれまでと変わらず1200万画素ですが、CPUの処理性能が上がった事などにより大幅な性能アップとなっています。

動画撮影でも最大60fpsのDolby Vision対応HDRビデオ撮影に対応するなど進化ぶりが際立っています。

とくにProモデルに搭載された「LiDERスキャナ」は、離れた場所でもより正確な深度計測が可能となり一眼レフのような撮影ができるのが魅力的。

ナイトモードポートレートなどさらに進化したカメラ機能も楽しむ事ができます。

セキュア認証

セキュア認証については前作iPhone 11シリーズ同様に顔認証システムの「Face ID」のみが採用されました。

昨今の社会情勢的に指紋認証「Touch ID」の復活が期待されていましたので、この点は残念な結果となりました。

5G通信性能

  • 5G-Sub6
  • ミリ波(米国向けのみ)

iPhone12シリーズは、iPhone初の5G対応機種として注目を集めています。

ただ、米国・海外版のiPhone12シリーズとは異なり日本版は全モデル「ミリ波」非対応です。

「Sub6」は6GHzによる通信のことで、電波が届きやすく幅広いエリアをカバーするのに適しています。

一方の「ミリ波」は、遮蔽物や障害物に弱いという特徴があるものの、5Gらしい高速かつ大容量な通信を実現します。

「Sub6」でも4Gより高速ですし、日本の5Gのほとんどが対応している事を考えると2020年現時点で困るような事はないでしょう。

iPhone12 Pro Maxを評価|買うべき?

iPhone12 Pro Max
iPhone12 Pro Max

最後に、iPhone12 Pro Maxを買うべきか、買わないべきかみていきましょう。

iPhone12 Pro Maxを買う理由

iPhone12 Pro Maxを買う理由
  • iPhone史上最大の6.7インチディスプレイ
  • カメラ性能の大幅アップグレード
  • 5G通信でゲームや動画視聴が快適に

iPhone12 Pro Maxは、iPhoneの最新モデルかつフラッグシップモデルとして、最高のスペックが搭載されていると評価できます。

過去最大の6.7インチディスプレイやミリ波非対応ながら高速な5G通信、LiDARスキャナなど新しい要素が数多く盛り込まれているのも注目です。

4Gよりも高速・大容量通信を体感したい方や、現時点で最高スペックのiPhoneを手にしたい方は購入すべきでしょう。

iPhone12 Pro Maxを買わない理由

iPhone12 Pro Maxを買わない理由
  • 最上位モデルなので価格が高い
  • iPhone12 Proとの違いはディスプレイサイズとバッテリーぐらい
  • コンパクトなスマホがいいならiPhone12 miniの方がおすすめ

やはりフラッグシップモデルということで高額な価格設定になっています。

スマホ1台に15万円以上を支払えるのは、かなり限られた方のみになるかもしれません。

また、iPhone12 Proとの違いとして挙げられるのは「ディスプレイサイズ」と「バッテリー容量」ぐらいです。

「それぐらいの差であればiPhone12 Proを買う」という人も多いかもしれません。

iPhoneシリーズは、サイズ幅の広いラインナップにもなるため、手の小さい方などはよりコンパクトなiPhone12 miniを購入した方がいいでしょう。

iPhone12 Proの評価レビューと価格・スペック・機能はこちらでチェックできます。

iPhoneのおすすめ人気ランキングもあるので、是非こちらも参考にしてください。

最高スペックを搭載したiPhone12 Pro Max!あなたは欲しい?

iPhone12 Pro Maxの評価レビューをした上で、買う理由・買わない理由を解説しました。

やはり最新のiPhoneシリーズで、最高スペックを誇るiPhone12 Pro Maxに期待する人は多いのではないでしょうか。

シリーズ初の5G対応や過去最大のディスプレイなど、価格は高いものの購入するに値する理由は充分です。

iPhone12 Pro Max・iPhone12 miniは2020年11月6日予約開始となりますので、最新情報に注目してみてください。


この記事を書いた人
mur1mot0tty
専業ライターとして活動している28歳。サッカー観戦とサイクリングが趣味。 スマホはAndroid派で、スペックよりもコスパを重視しています。 普段はキャリア・格安SIM、クレカ、キャッシュレス、ネット回線系の記事を執筆。