ここではドコモが発行するクレジットカードdカード GOLDの国内旅行保険についてご紹介しています。
国内旅行保険と言えば、dカード GOLDはもちろん国内で発行されるクレジットカードの多くに付帯する保険です。
しかし同じゴールドカードでも補償金額や内容には違いがあるため、自身の航空便の利用頻度などに合わせて選ぶ事が重要です。
旅行や出張などが多く、万が一に備えたいと考えている方は是非チェックしておきましょう。
dカード GOLDは年会費11,000円で、豊富な特典を受けられる人気のカードです。 しかし年会費の元が本当に取れるのか...
項目 | ||
---|---|---|
カード名 | dカード | dカード GOLD |
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
還元率 | 1% | 1% ドコモ料金:10% |
ケータイ補償 | 購入後1年間1万円 | 購入後3年間10万円 |
入会特典 | 最大2,000P | 最大5,000P |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
- 18歳以上の学生から申込可能に
- 会員数が1,000万人突破
- 券面がリニューアル(選べる3デザイン)
- カード情報の裏面印字でセキュリティ面にも配慮
- 環境に配慮したリサイクル素材を使用
- 利用速報通知・利用制限通知が届く
特典・キャンペーンを見る
dカード GOLDの国内旅行保険
- 国内旅行傷害保険
- 国内航空便遅延費用特約
「国内旅行保険」と一口に言っても、実はクレジットカードごとにその内容は異なります。
今回ご紹介するdカード GOLDの場合、保険の対象となっているのは「国内旅行傷害保険」と「国内航空便遅延費用特約」の2種類です。
「国内旅行傷害保険」の補償内容が手厚いのはもちろん、「国内航空便遅延費用特約」でより幅広いトラブルに対応しているのがdカード GOLDの特徴となっています。
dカード GOLDの国内旅行保険の概要
担保項目および保険金額 | dカード GOLD (本人会員/家族会員) |
|
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国内旅行傷害保険 | 傷害死亡保険金 | 5,000万円 |
傷害後遺障がい保険金 | 程度により200万円~5,000万円 | |
入院保険金 | 5,000円(日額) | |
通院保険金 | 3,000円(日額) | |
手術給付金 | 入院保険金日額の5倍または10倍 | |
国内航空便 遅延費用特約 | 乗継遅延による宿泊・食事費用 | 2万円 |
手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用 | 1万円 | |
手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用 | 2万円 | |
出航遅延・欠航による食事費用 | 1万円 |
「国内旅行傷害保険」は国内旅先での不慮の事故・死亡やケガなどを対象とする保険です。
対して「国内航空便遅延費用特約」は主に国内航空便の遅延・欠航に際して発生したトラブルを補償する保険となっています。
「国内旅行傷害保険」と「国内航空便遅延費用特約」が組み合わさったdカード GOLDの保険は、旅行・出張に最適な内容となっているのです。
dカード GOLDの国内旅行保険の補償条件
dカード GOLDの国内旅行保険の補償条件 | |
---|---|
①公共交通乗用具に乗客として搭乗中に被った傷害 | あらかじめdカード GOLDで公共交通乗用具の搭乗費用などを支払っていること |
②旅館、ホテルなどに宿泊客として滞在中に火災・破裂・爆発によって被った傷害 | (1)カード加盟店で、旅行業者(旅行業者代理業者を含む)が提供するノークーポンシステムを利用してdカード GOLDで支払うこととして宿泊施設の予約をした場合 |
(2)カード加盟店で、ノークーポンシステムによらずに宿泊施設の予約を行い、かつその代金をチェックイン前にdカード GOLDで支払った場合 | |
③宿泊を伴う主催旅行に参加している間に被った傷害 | あらかじめdカード GOLDで主催旅行参加費用を支払っていること |
④国内航空便の遅延・欠航や、手荷物配達の遅延・紛失などで負担した一定の費用 | あらかじめdカード GOLDで搭乗費用を支払っていること |
「国内旅行傷害保険」と「国内航空便遅延費用特約」いずれもあらかじめdカード GOLDで支払っている事が基本的な条件となります。
条件を満たしておりなおかつ事故の起きた日を含めて30日以内に「東京海上日動dカード保険デスク」に連絡する事で、後日補償が支払われるという仕組みです。
ちなみにノークーポンシステムとは業者に対してdカード GOLD会員であることおよびdカード GOLDにより宿泊施設の代金を支払うことを告知して、予約を行うシステムです。
条件を満たさない場合は後から補償を受ける事はできませんので注意しましょう。
dカード GOLDの「国内旅行傷害保険」詳細
- 傷害死亡保険金・傷害後遺障がい保険金
- 入院保険金・通院保険金・手術給付金
まずはdカード GOLDの「国内旅行傷害保険」について確認してみましょう。
「国内旅行傷害保険」は5つの項目に分かれていますが、内容を理解しやすいよう2つにまとめています。
傷害死亡保険金・傷害後遺障がい保険金
- 公共交通乗用具に乗客として搭乗中
- 旅館、ホテルなどに宿泊客として滞在中の火災・破裂・爆発
- 宿泊を伴う主催旅行に参加している間
「国内旅行傷害保険」は、dカード GOLDの国内旅行保険の中でも特に高額な保険金が設定されています。
国内旅先での不慮の事故・死亡やケガなどは起こらない方が良いのは当然ですが、万が一に備えるという意味ではあって困るものではありません。
「傷害死亡保険金」の場合、上記①~3が原因で傷病し、傷害が原因で事故の日からその日を含めて180日以内に死亡した場合5,000万円全額が支払われます。
また、「傷害後遺障がい保険金」では上記①~3が原因で傷病し、傷害が原因で事故の日からその日を含めて180日以内に後遺障がいを生じた場合が条件です。
「傷害後遺障がい保険金」は後遺障がいの程度に応じて死亡・後遺障がい保険金額の4%~100%となります。
入院保険金・通院保険金・手術給付金
- 公共交通乗用具に乗客として搭乗中
- 旅館、ホテルなどに宿泊客として滞在中の火災・破裂・爆発
- 宿泊を伴う主催旅行に参加している間
入院保険金・通院保険金・手術給付金の場合も、保険金が支払われる基本的な状況は同じです。
「入院保険金」は上記①~3で傷害を被り、その傷害が原因で入院された場合5,000円(日額)が支払われます。
ただし、事故日を含めて7日以降において入院が継続されている場合で、事故日よりその日を含めて180日を限度という条件があります。
「通院保険金」は通院の日数に対して1日につき通院保険金日額3,000円(日額)が支払われます。
ただし、事故日を含めて7日以降において通院が継続されている場合で、事故日よりその日を含めて180日以内の通院に限り、90日限度です。
また、平常の業務や生活に支障がない程度に治った場合の通院に対しては保険金は支払われません。
「手術給付金」は1事故1回にかぎり、手術の種類に応じて入院保険金日額の5倍または10倍が支払われます。
dカード GOLDの「国内航空便遅延費用特約」詳細
- 乗継遅延・出航遅延・欠航
- 手荷物遅延・手荷物紛失
続いてdカード GOLDの「国内航空便遅延費用特約」を確認しましょう。
「国内航空便遅延費用特約」は4項目ありますが、分かりやすいよう2つにまとめました。
乗継遅延・出航遅延・欠航
保険金 | 支払い条件 | |
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乗継遅延 | 1回2万円限度 (ホテルなど客室料・食事代) | 被保険者が航空便を乗り継ぐ場合において、乗継地点へ到着する被保険者の搭乗した航空便の遅延によって、乗継地点から出発する被保険者の搭乗する予定だった航空便に搭乗することができず、到着便の実際の到着時刻から4時間以内に出発便の代替となるほかの航空便を利用できなかった時。 |
出航遅延・欠航 | 1回1万円限度 (当該航空便の代替となるほかの航空便が利用可能となるまでの間に被保険者が負担した食事代金) | 被保険者が、搭乗する予定だった航空便について、出航予定時刻から4時間以上の出航遅延、航空便の欠航もしくは運休または当該航空会社の搭乗予約受付業務のかしによる搭乗不能が生じ、当該航空便の出航予定時刻から4時間以内に代替となるほかの航空便を利用できない時。 |
「乗継遅延」は航空便の代金を補償するものではなく、被保険者が支出した費用(ホテルなど客室料・食事)を1回の事故につき2万円を限度に補償します。
つまり「代替便が利用できなかった場合」の補償で、到着便の実際の到着時刻から4時間以内に出発便の代替となるほかの航空便を利用できなかった時が条件です。
「出航遅延・欠航」は搭乗予定の航空便が4時間以上の出航遅延、欠航などした場合負担した食事代金を1回の事故につき1万円を限度に補償します。
いずれにしても航空便の代金ではなく客室料・食事といったトラブルへの対処費用が補償されているのが特徴です。
手荷物遅延・手荷物紛失
保険金 | 支払い条件 | |
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手荷物遅延 | 1回1万円限度 (衣類購入費用・生活必需品購入費用) | 被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから6時間以内に、被保険者が携行する身の回り品で、かつ、航空便の搭乗時に当該航空会社が運搬を受託した手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合。 |
手荷物紛失 | 1回2万円限度 (衣類購入費用・生活必需品購入費用) ※被保険者が搭乗する予定だった航空便が予定していた目的地に到着してから96時間以内に被保険者が予定していた目的地において負担した費用 | 被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから48時間以内に受託手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合。 |
どちらも衣類や生活必需品の購入費用が補償対象となっており、「手荷物遅延」は目的地に到着してから6時間以内に受け取れなかった場合対象となります。
対して「手荷物紛失」は48時間以内に受託手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合、到着から96時間以内に購入したものが補償されます。
乗継遅延・出航遅延・欠航の場合と同じく、手荷物遅延・手荷物紛失も対象が広い2つで1セットの保険だと言えるでしょう。
dカード GOLDを発行するうえで「騙された」という口コミや評判を確認しておく必要があります。 この記事ではdカード G...
dカード GOLDの国内旅行保険の注意点
- 家族特約が無い
- 短期入院や病気には対応しない
- 保険金が支払いできない場合もある
手厚い補償内容が魅力のdカード GOLDですが、国内旅行保険を使うにあたっての注意点も存在します。
家族特約が無い
- dカードおよびdカード GOLD会員と生計を共にする満18歳以上(高校生は除く)の配偶者、お子様、およびご両親
※本会員が学生の場合は、家族会員は配偶者に限る - その他当社(ドコモ)が定める条件を満たすお客様
dカード GOLDは家族特約が付帯しておらず、家族が国内旅行保険を受けたい場合は家族カードを作成する必要があります。
他社のゴールドカードの中には無料で家族特約が付帯するものもあるため、この点はdカード GOLDの見逃せないデメリットと言えるでしょう。
ただし、dカード GOLDの家族カードは1枚目無料・2枚目以降でも1,100円(税込)と低価格で本会員と同様の国内旅行保険が付帯します。
満18歳以上(高校生は除く)などの条件はありますが、dカード GOLDの本会員が家族にいるなら是非とも作成しておくのが良いでしょう。
dカード GOLDの家族カードとは、本人会員カードに付帯して発行できる家族用のクレジットカードです。 dカード GOLD...
短期入院や病気には対応しない
dカード GOLDの入院・通院補償は事故日を含めて7日以降において通院が継続されている場合が対象です。
このため事故発生から7日以内に治療が終了する軽微なケガなどは補償対象外となります。
また、旅行中に病気を発症した場合の治療費なども補償対象外です。ここで言う病気とは、既に患っている持病などの事を指します。
dカード GOLDに限らずクレジットカードでは基本的に持病が対象外となっているため、補償の範囲を広げたい場合は医療保険などに別途加入しておきましょう。
保険金が支払いできない場合もある
死亡・後遺障がい・入院保険金・通院保険金・手術給付金は以下のような場合補償の対象外となります。
普通に航空便を利用する分には問題ありませんが、先ほどもご紹介した病気(疾病)も明記されているのは見逃せません。
- 被保険者または保険金受取人の故意によるケガ
- けんかや自殺・犯罪行為を行うことによるケガ
- 無免許運転、酒気帯び運転、麻薬などを使用しての運転中に生じた事故によるケガ
- 脳疾患、疾病、心神喪失によるケガ
- 妊娠、出産、流産、外科的手術などの医療処置(保険金額が支払われるケガを治療する場合を除く)によるケガ
- 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によるケガ
- 戦争、内乱、暴動などによるケガ
- 核燃料物質の有害な特性などによるケガ
- ピッケルなどの登山用具を使用する山岳登はん、リュージュ、ボブスレー、ハンググライダーなどの危険な運動中のケガ
- 自動車などによる競技や試運転などを行っている間のケガ
- 他覚症状のないむちうち症および腰痛
また、乗継遅延・出航遅延・欠航・手荷物遅延・手荷物紛失では以下のような場合補償の対象外となります。
- 被保険者の故意
- 保険金受取人の故意
- 戦争、その他変乱(テロ行為は除く)
- 放射線照射、放射能汚染
- 地震、噴火またはこれらによる津波
補償対象外に当てはまるという場合は少ないと思いますが、念のため事前にチェックしておくのがおすすめです。
dカード GOLDの国内旅行保険はどんな人にお得?
- 国内便を定期的に利用する
- 家族などが国内便を利用する
dカード GOLDの国内旅行保険は、最大5,000万円の「国内旅行傷害保険」と1万円~2万円の「国内航空便遅延費用特約」で構成されています。
傷害死亡保険金が5,000万円となっている点は、年会費1万円クラスのゴールドカードとして見ると一般的です。
ただし、傷害後遺障がいはもちろん、入院保険金・通院保険金・手術給付金まで幅広くカバーされています。
クレジットカードによっては付帯しない「国内航空便遅延費用特約」で現地での急なトラブルに対応できる点も魅力的です。
また、家族カードを作成する事で無料、もしくは低価格で本会員とまったく同じ補償が受けられる点が最大のメリットとなります。
自身はもちろん、生計をともにする家族などが国内便を定期的に利用するならdカード GOLDをお得に使っていけるはずです。
dカードからdカード GOLDへアップグレードする切り替えるタイミングは、いつがベストなのか解説していきます。 dカード...
dカード GOLDの国内旅行保険は安心・安全でお得
- 大きく「国内旅行傷害保険」と「国内航空便遅延費用特約」の2種類
- 死亡・後遺障がいから入院や通院もカバー
- 最大1万円~2万円の国内航空便遅延費用特約でトラブルに対応
- 家族カードは本会員と同等の補償が受けられる
- カードでの事前決済が条件(dポイントが貯まる)
dカード GOLDの国内旅行保険は「ゴールドカードの国内旅行保険」として見ると補償金額は一般的ながら、幅広く手厚い補償内容が魅力です。
また、家族カードを作成する事で無料もしくは低価格で本会員と同等の補償が受けられるのもメリットとなります。
もちろん他社のゴールドカード同様、海外旅行保険やお買い物保険も付帯しますし、ドコモユーザー向けの特典が多いのも見逃せません。
国内旅行保険を目当てにdカード GOLDの申込みを考えてるなら、各種サービスをドコモに集約させる事でよりお得になるのではないでしょうか。
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