dカードプリペイドは世界中のMastercard加盟店やID加盟店で使える便利なプリペイドカードですが、使い方がよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではdカードプリペイドの使い方とチャージ手数料について詳しく解説していきます。
デメリットについても紹介していくので、dカードプリペイドの利用を考えている方はぜひチェックしてみてください。
項目 | |||
---|---|---|---|
カード名 | dカード | dカード GOLD | dカード PLATINUM |
年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) | 29,700円(税込) |
還元率 | 1% | 1% ドコモ料金:10% | 1% ドコモ料金:10% |
ケータイ補償 | 購入後1年間1万円 | 購入後3年間10万円 | 購入後3年間10万円 |
入会特典 | 最大2,000P | 最大5,000P | 最大30,000P |
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そもそもdカードプリペイドとは?
dカードプリペイドは名前の通りプリペイドカードとなっています。
基本的な使い方はクレジットカードとほぼ同じですが、事前にチャージが必要などクレジットカードと違う部分も多いです。まずその点について解説していきます。
プリペイドとは=前払い式カードのこと
そもそもプリペイドカードとは代金前払い方式を取るカードの事を言います。
クレジットカードは代金を後日請求する方式ですが、プリペイドカードは事前に現金などを使って前払いして、前払い分を利用できるという仕組みです。
身近なもので同様の方式を取っているものとしては、デパートなどの商品券や図書カードなどがあげられます。
図書カードが書籍の購入のみに利用できるといった具合に、プリペイドカードは特定の商品やサービス、特定の店舗のみで利用できるものが多いです。
しかし近年のプリペイドカードの中には決済方法の多様化を考慮し、クレジットカードの方同じように国際ブランドが付帯しているものもあります。
プリペイドカードでも国際ブランドが付帯していれば、通常のクレジットカードと同じ感覚で幅広い場面で利用することができようになります。
dカードプリペイドもその中の一枚でMastercardの国際ブランドがついています。
dカードプリペイドは事前にチャージが必要
dカードプリペイドはプリペイドカードですがMastercardのブランドが付いているのでクレジットカードと同じ感覚で使えます。
ただしあくまでもプリペイドカードなので、先に書いたように事前に現金やクレジットカードの決済などを利用してチャージを行う必要があります。
dカードプリペイドの場合、全国のローソンやセブン銀行ATM、マイページからチャージが可能です。
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dカードプリペイドのチャージ方法と手数料
dカードプリペイドのチャージ方法と手数料について解説していきます。
dカードプリペイドのチャージ方法は大きく分けて以下の3つに分かれています。
- ローソンでチャージ
- マイページでチャージ
- セブン銀行ATMでチャージ
それぞれのdカードプリペイドへのチャージ方法・手数料について詳しく解説していきます。
ローソンでチャージ
dカードプリペイドにチャージする方法1つ目は、ローソンでチャージする方法です。
ローソンでは1回のチャージに付き、1円〜49,000円まで1円単位でチャージすることができます。
チャージするときは、レジで店員さんにdカードプリペイドを渡してチャージしたい旨を伝え、チャージ分のお金を支払えば完了です。
ローソンレジでチャージする方法は手数料無料なので、誰でも手軽にチャージすることができますね。
ちなみにチャージする際の支払い方法にクレジットカードやポイントなどは使えません。
支払い方法は現金のみとなるのでチャージ前に現金を用意するのを忘れないようにしてください。
また、チャージは全国のローソンだけでなく、ナチュラルローソンやローソンストア100でも可能です。
近くにローソンはないけど、ナチュラルローソンやローソンストア100があるという方はそちらでチャージしても良いでしょう。
マイページでチャージ
dカードプリペイドにチャージする方法2つ目はマイページでチャージする方法です。
マイページでチャージする場合は500円から最大50,000円まで1円単位でチャージすることができます。
マイページでチャージする場合は、以下の手順でチャージすることができるのでチェックしてみてください。
- マイページにログインし、「チャージ」を選択
- お支払い方法とチャージ金額を選択
- 入力内容を確認し、「確定」を選択
- 入力内容を確認し、必須項目を入力
- チャージ完了
支払い方法は以下から選ぶことができます。
- 電話料金合算払い
- dポイント
- dカード
- クレジットカード
- インターネットバンキング
上記方法のうち、クレジットカードとインターネットバンキングでチャージする場合は204円(税込)の手数料がかかるため注意してください。
それ以外でのチャージ手数料は無料なので、手数料を支払いたくないという方は、電話料金合算払い・dポイント・dカードのいずれかの方法でチャージするのがおすすめです。
セブン銀行ATMでチャージ
dカードプリペイドにチャージする方法3つ目はセブン銀行ATMでチャージする方法です。
セブン銀行ATMでは1,000円から1,000円単位でチャージすることができます。
セブン銀行ATMでdカードプリペイドにチャージする方法と手順は以下です。
- セブン銀行ATMにdカードプリペイドを挿入
- 「ご入金」を選択
- 紙幣を投入
- 金額を確認し、「確認」を選択
- カードと明細票を受け取ってチャージ完了
セブン銀行ATMでチャージする場合は、ATMにdカードプリペイドを挿入しチャージしたい金額を選択、現金を投入するだけです。
もちろんチャージ手数料は無料で、なおかつセブン銀行ATMでのチャージならローソンのように対面する必要がないため素早く気軽にチャージできます。
マイページでのチャージはお金の流れが見えないためなんとなく不安だという方も、セブン銀行でなら安心してチャージできるのではないでしょうか。
チャージにおすすめのクレジットカードは三井住友VISA カードです。ぜひ詳細をチェックしてみてください。
dカードプリペイドの使い方・使えるお店
具体的にdカードプリペイドってどうやって使うの?と疑問の方もいるのではないでしょうか。
そこで、このセクションではdカードプリペイドの使い方と使えるお店について解説していきます。
全国のID加盟店で利用する
dカードプリペイドは全国のID加盟店で利用できます。
使い方は、お店のレジで店員さんに「ID支払いでお願いします。」と伝え、レジ近くの読み取り端末にdカードプリペイドをかざすだけです。
チャージしてある金額分がお買い物に利用できるので、ID払いで使う前にチャージしておくのを忘れないようにしましょう。
Mastercard加盟店で利用する
dカードプリペイドは国際ブランドのMastercardと提携しているため、通常のクレジットカードと同じようにMastercard加盟店でも使うことができます。
使い方も簡単で、お店のレジで店員さんにクレジットカードで支払うことを伝えてdカードプリペイドを渡す、もしくは読み取り端末にdカードプリペイドを通すだけです。
もちろんチャージ金額がない場合は使うことができないので、dカードプリペイドで支払う際は事前のチャージを忘れないようにしましょう。
インターネットのお店で利用する
dカードプリペイドはMastercardが利用できるお店であれば、インターネットの店舗でも利用することができます。
使い方も難しくなく、お支払い方法の選択画面でクレジットカード支払いを選択するだけです。
クレジットカード支払いが選択できたら、dカードプリペイドに記載されているMastercard番号・有効期限・3桁のセキュリティコード・氏名(カード名義)を入力しましょう。
支払回数は1回を選択してください。店舗によって本人認証が必要になる場合があるので、その場合は事前登録済みのパスワードを入力してお支払い完了になります。
なお、dカードプリペイドの氏名(カード名義)は「PREPAID MEMBER(プリペイド メンバー)」で固定されています。
そのため、情報入力の際の氏名欄には自分の名前ではなく「PREPAID MEMBER」(カナ入力では「プリペイド メンバー」)と入力するようにしましょう。
dカードプリペイドのデメリットも理解しよう
dカードプリペイドはクレジットカードのように使えて便利なカードですが、デメリットもいくつかあります。
以下のデメリットを理解して、dカードプリペイドを効率的に正しく利用しましょう。
- オートチャージ機能は付いていない
- チャージ後の返金はできない
- 30万円以上のお買い物ができない
- ポイント還元率が低め
- 分割払いが利用できない
それぞれ詳しく解説していきます。
オートチャージ機能は付いていない
dカードプリペイドにはオートチャージ機能が付いていないため、利用する金額は事前にチャージしておく必要があります。
クレジットカードであればチャージする手間がかからないことを考えると、都度チャージする手間がかかってしまうのはdカードプリペイドの欠点と言えるでしょう。
もちろんチャージ残高が足りていないと支払うことができないため、十分に注意してください。
チャージ後の返金はできない
dカードプリペイドではチャージ後の返金はできません。
キャンセル・払い戻しには対応していないので、dカードプリペイドへのチャージはこまめに使う分だけ行うのが良いでしょう。
30万円以上のお買い物ができない
dカードプリペイドでは1回のチャージ上限が30万円までと定められています。
そのうえチャージ残高の上限も30万円までと定められているので、実質的に一度に30万円を超えるお買い物はできません。
審査次第ではありますが、クレジットカードであれば30万円を超えるお買い物もできるため、この点もdカードプリペイドのデメリットと言えます。
ポイント還元率が低め
dカードプリペイドは200円(税込)の利用につき1ポイントのdポイントが貯まりますが、dカードのポイント還元率と比較すると低めです。
dポイントが貯まることそのものがメリットの一つではありますが、dポイントを積極的に貯めたいという方にはdカードプリペイドは向かないため注意しましょう。
分割払いが利用できない
高額な買い物をする際は分割払いで支払う方も多いのではないでしょうか。
しかし、dカードプリペイドはクレジットカードのように分割払いや継続的な支払いはできません。この点はdカードプリペイドのデメリットの一つと言えるでしょう。
携帯料金などの継続的な支払いを分割払いを利用する予定の方は、dカードプリペイドではなくdカードなどのクレジットカードを申し込むのがおすすめです。
dカードプリペイドの残高を確認する方法
dカードプリペイドの残高は、マイページからいつでも確認することが可能です。
残高は以下の手順で確認することができます。
- dカードプリペイドのマイページにアクセス
- 画面上の「カード残高照会」を選択
- 「照会」を選択
- 残高が表示されるので確認する
お支払い直前になって慌てることのないように、dカードプリペイドの残高はお買物前に確認しておくようにしましょう。
ちなみに、ローソンでチャージした場合とセブン銀行ATMでチャージした場合、それぞれレシートとご利用明細書にもdカードプリペイドの残高が記載されます。
発行されたレシートやご利用明細書はすぐには捨てずに、残高を確認してから処分するようにしましょう。
dカードプリペイドでよくある質問
チャージできない原因は?
現金でチャージできない原因
- チャージ金額が1回の上限を超えている
- チャージ残高の合計が30万円を超えている
クレジットカードでチャージできない原因
- チャージにVISA、Mastercard以外のクレジットカードを使っている
- チャージ時に入力するパスワードが間違っている
dポイントでチャージできない原因
- 1ヶ月のdポイントでのチャージ金額が10,000円を超えている
- dポイント(期間・用途限定)しか持っていない
- ドコモ回線の契約がない
電話料金合算払いでチャージができない原因
- ドコモの携帯電話料金を「クレジットカード払い(dカードのみ)」もしくは「口座振替」で支払っていない
- マイページにログイン中の端末が、dアカウントに紐づく電話番号のSIMカードが挿入されたスマートフォン・タブレットではない
- ドコモネットワーク(spモード、ahamo)による接続がされていない
上記原因に当てはまらず、それでもチャージできないという場合はカード会社に問い合わせるようにしましょう。
使えないお店もある?
- 月額・継続契約の利用料金のお支払い
- ガソリンスタンドでのお支払い
- 高速道路通行料金のお支払い
- 航空会社の機内販売でのお支払い
- 一部ホテルでのお支払い
- 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い
- 換金性商品のご購入に関するお支払い
- 飲料自動販売機
上記の他にも利用環境により使えない場合があります。
利用環境を選ばずに利用したいという方は、dカードプリペイドではなく、dカードなどのクレジットカードを申し込むのがおすすめです。
dカードプリペイドに審査はある?
dアカウントを持っていて、なおかつ12歳以上であれば誰でも発行することができるため、クレジットカードの審査が通りにくい年配の方やお子様が持つのに適しています。
クレジットカードとは違い、利用するには事前にチャージしておく必要があるため、お子様にも安心して持たせることができますね。
dカードプリペイドはクレジットカードのように使えて便利!
dカードプリペイドは、クレジットカードのように使える便利なプリペイドカードで、12歳以上でdアカウントを持っていれば審査無しで誰でも申し込むことができます。
そのため、学生や年配の方など、クレジットカードの審査が通りにくい方に特におすすめのカードです。
プリペイドカードなのでクレジットカードのように知らず知らずのうちに使いすぎてしまうということもありません。
dカードと比較してポイント還元率が低かったり、分割払いや後払いができないなどのデメリットはありますが、dカードと使い分ければ便利に利用することが可能です。
本記事を参考にして、便利なdカードプリペイドをぜひ利用してみてください。