SONYから発表されたXperiaシリーズの最新機種「Xperia Ace III」。
日本ではドコモ、au、ワイモバイルと3キャリアから発売が予定されています。
今回は気になるXperia Ace IIIについて、発売日や価格・スペックなどを確認していきましょう。
Xperia Ace IIIの総合レビュー
Xperia Ace IIIの総合レビュー | ||
---|---|---|
動きの快適さ | ★★★★☆ | 4.0 |
使いやすさ・操作性 | ★★★★☆ | 4.0 |
カメラ | ★★★★☆ | 3.5 |
バッテリーのもち | ★★★★☆ | 4.0 |
オリジナル性能 | ★★★☆☆ | 3.5 |
価格 | ★★★★☆ | 4.5 |
総合評価 | 3.9 |
Xperia Ace IIIのデザイン
- 発売日:ドコモ・au・ワイモバイル共に2022年6月10日
- 予約開始日:2022年5月11日〜
Xperiaは国産スマホの代名詞としてこれまでたくさんのモデルを発売してきました。 本記事では歴代Xperiaシリーズの...
機種 | iPhone16 | iPhone16 Plus | iPhone16 Pro | iPhone16 Pro Max |
---|---|---|---|---|
本体 | ||||
価格 | 146,000円~ | 166,200円~ | 188,660円~ | 233,000円~ |
特徴 | 6.1インチ 170g | 6.7インチ 199g | 6.3インチ 199g | 6.9インチ 227g |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
Xperia Ace IIIの口コミ・評判
発売されて間もないXperia Ace IIIですが、購入者からの声が既に挙がっています。
SNSに投稿されているXperia Ace IIIの良い口コミや悪い口コミを確認してみましょう。
Xperia Ace IIIの良い口コミ・評判
- ボディの質感が心地良い
- 価格が安価で購入しやすい
- エントリーモデルにしては操作感○
高評価の声が多かったのは、Xperia Ace IIIのデザインです。
シンプルな外装に色味の良いカラーが揃っていて、ざらざらとした質感を気に入る声が挙がっています。
エントリーモデルのため価格も比較的安価ですが、操作感は問題なく使えるとのことです。
私が選ぶスマホの外観は、メインの場合シルバーか明るめの無彩色と、無難な色にします。その代わりサブでは赤や青など、少し派手目な色を楽しみます。今回Xperia Ace IIIを調べた際はこの「ブリックオレンジ」に一目惚れ。マットな色合いで背面がザラザラしている触感は、正にブリック(煉瓦)です。 pic.twitter.com/6DAGKaGcBS
— heavenscope (@heavenscope) September 4, 2022
#Xperia Ace Ⅲ(正式名称:エース マーク スリー)
国産じゃナイから安いケド、#ユーザーファースト が徹底されてるからか…不満ナシ…!(^o^)
大学時代に友人から教わった #HONDA の #4M (Man Maximam Mecha Minimam)に通づるモノが有る…!(^o^)
サイズも、幅約7cm × 縦14cmでグッド…!(^o^) pic.twitter.com/cAwjvYWtYT— Revue (@TruthOfTheEarth) November 29, 2022
Xperia Ace IIIの悪い口コミ・評判
- 充電中の画面操作がうまくいかない
- 指紋認証の精度が悪い
- 形状は文句なしでもスペックが不足
Xperia Ace IIIは発売されて間もないですが、早速購入者からの不具合の声があがっています。
ロック画面の状態でカメラが起動しない問題はソフトウェアアップデートで改善されました。
しかし、充電中に操作がカクつく点や指紋認証がうまくいかない点など、以前不具合は残っているようです。
今後もこのような不具合が改善されるのを待ちましょう。
Xperia Ace iiiは充電中に画面の操作がまともにできなくなる。俺の場合はツイッター等を操作しながら通知領域をスワイプしても降りてこない
— とおる🏁Vermeer最高 (@Taichi_3000G) June 20, 2022
カメラの出っ張りがないXperia ACE IIIが端末形状でいえば理想のコンパクト機なんだけど、如何せんXperia ACE IIIはスペックが低すぎてゲームもやる前提だと論外なんだよな🥺
スナドラ600番台や700番台積んでれば選択肢に入れてもよかったけど、400番台じゃちょっとなぁ…
— 猫柳 紅蓮 (@Glen_Nekoyanagi) November 3, 2022
Xperia Ace IIIの実機レビュー
Xperia Ace IIIの実機を実際に利用してみたので、レビューをしていきます。
Xperia Ace IIIの実機を使ってみて良かった点と悪かった点に分けて解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Xperia Ace IIIを使用してみて良かった点
- ザラザラした質感で片手操作しやすい
- 電池もちがいい
- ブラウジング程度なら画面の動作も快適
- アプリの立ち上げなどもサクサク動く
- ディスプレイの発色も十分キレイ
コンパクトなサイズ感で手の小さい筆者でも余裕で片手操作ができました。
本体の質感もザラザラしていてグリップ感が強く、安心感があるので非常に良かったです。
電池持ちは動画の再生を1時間程度して10%も減っていませんでした。ゲームを日常的にする人でも1日もつくらいの電池もちがありそうです。
価格が安いためスペックは低めですが、ブラウジングや動画視聴などはサクサク動き、ゲームもしっかり出来るくらい快適でした。
ゲームに関しては、グラフィックが凝っていて重いゲームだと少し映像が見にくく、ラグ的なものも感じられるため、アプリごとに設定を下げるなどする必要がありそうです。
この価格のスマホとしては、日常使いのストレスは少なく満足感はとても高めです。
Xperia Ace IIIを使用してみて悪かった点
- 直射日光下で画面が見づらくなる
- 暗所で撮影した写真はイマイチ
- 容量的にも性能的にも激しめのゲームは向いていない
Xperia Ace IIIのディスプレイは明かりがそこまで強くないようで、晴れている日の野外では若干見づらいときがありました。
Xperia Ace IIIのカメラ撮影では、明かりが暗い部屋ではそのまま暗い写真になってしまう印象をうけました。
Xperia Ace IIIのカメラで撮影した写真の正直な感想は、「そこそこ」だと言えるでしょう。カメラの章で更に詳しく解説していきます。
またストレージ容量が少なめなので、写真を頻繁に撮る人やゲームをよくダウンロードする人には足りない可能性が高いです。
カメラやゲームは必要最低限しか利用しないという人には、Xperia Ace IIIのコスパは高いものになるのでおすすめです。
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Xperia Ace IIIの価格を評価レビュー
ドコモ・au・ワイモバイルの価格が出揃ったのでXperia Ace IIIの価格を比較一覧にしました。
Xperia Ace IIIの価格
発売元 | 契約方法 | 通常価格 | 実質価格 |
---|---|---|---|
ドコモ | 全て | 34,408円 | 26,488円 いつでもカエドキ プログラム適用 |
au | 全て | 33,415円 | 26,335円 スマホトクする プログラム |
ワイモバイル | 乗り換え ・MNP | 31,680円 | 13,680円 |
新規 | 13,680円 | ||
機種変更 | 24,480円 |
Xperia Ace IIIの価格はドコモ・au・ワイモバイルで3万円程度となりました。
ドコモ・auの場合は分割払いで受けられる割引を使うことで7,000円程度の割引を受けることができます。
ワイモバイルでは各契約方法で割引されるので、乗り換えや新規契約なら13,680円と格安で購入することができます。
とはいえ、ドコモとauでも乗り換えで受けられるキャンペーンがあるので、しっかりチェックしてから申し込みをする様にしましょう。
2021年5月28日にドコモから夏モデルとして発売された、Xperia Ace IIをレビューしていきます。 Xperi...
Xperia Ace IIIのスペックを評価レビュー
Xperia Ace IIIのスペックを評価レビューしていきます。
主なスペックを以下表にまとめてみました。
Xperia Ace IIIのスペック | |
---|---|
本体サイズ(mm) | 幅69 x 高さ140 x 厚さ8.9 |
重量 | 約162g |
ディスプレイ | 約5.5インチ HD+ |
カラー | 【ドコモ】 ブラック グレー ブリックオレンジ 【au】 グレー ブルー 【ワイモバイル】 ブラック ブリックオレンジ ブルー |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ(ROM) | 64GB |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform |
バッテリー | 4,500mAh |
本体サイズ・重量
本体サイズでは幅が約69mm、重量が約162gとハンドフィットサイズです。
片手で操作していても疲れにくいため、撮影やブラウジング、ゲームなど心地よく操作することが可能です。
縦に長いXpria 10 IVと比較すると、かなり小さめなサイズなのが分かります。
デザイン
本体の触り心地の良い、きめ細やかな質感が高級感とフィット感を実現しています。
このボディには小さな傷や指紋の跡を目立ちににくくする効果もあるので、長く使っていても新品のように変わらない見た目です。
カラー
カラーは発売キャリアによって選べるカラーが異なります。
- ブラック
- グレー
- ブリックオレンジ
ドコモでは3色展開です。ブルーは残念ながら購入できません。
シンプルで飽きの来ないブラックと、どんなシーンにも馴染むグレー、ナチュラルな色合いのブリックオレンジから選べます。
- グレー
- ブルー
auではグレーとブルーの2色展開になります。ブラックとブリックオレンジは購入できません。
藍色で落ち着きと味わい深さのあるブルーを選ぶことができます。
- ブラック
- ブリックオレンジ
- ブルー
ワイモバイルでは3色展開で、グレーは購入できません。
バッテリー
内蔵バッテリーは大容量の4500mAhを搭載しています。
Xperia 10 IVには従来搭載されている「いたわり充電」と「充電最適化技術」が引き続き搭載されています。
これらの組み合わせにより、最適な充電方式をタイミングによって切り替えて、3年機種を使ってもバッテリーが劣化しにくくなっています。
Xperia Ace IIIの機能を評価レビュー
スペックに続いて、Xperia Ace IIIの機能を評価レビューしていきます。
主な機能を以下表にまとめました。
Xperia Ace IIIの機能 | |
---|---|
アウトカメラ | 約1300万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
生体認証 | 指紋 |
防水・防塵 | 防水(IPX5/IPX8) 防塵(IP6X) |
おサイフケータイ | ○ |
便利機能 | ハイレゾ/ハイレゾワイヤレス かんたんホーム |
カメラ
カメラには1300万画素を採用したレンズを搭載し、場所や人物を問わず美しい写真を誰でも撮影できます。
逆光や夕暮れ時など撮影が困難な環境下でも、白飛びや黒つぶれのない美しい写真をオートHDRで撮影できます。
搭載されている「プレミアムおまかせオート」があれば、シーンと被写体に合わせて最適な設定を自動で選択してくれます。
プレミアムおまかせオートで選択されるシーン(13種)
プレミアムおまかせオートで選択されるコンディション(4種)
- 固定
- 動き
- 歩き検出
- オート
Xperia Ace IIIのカメラで撮影した写真
実機で撮影した写真は色鮮やかで綺麗な撮影が可能ですが、暗所での撮影に弱い様に感じました。
また、Xperia Ace IIIにはナイトモードは実装されていないので注意してください。
指紋センサー
Xperia Ace IIIの生体認証は指紋認証のみです。
指紋は本体側面にある電源ボタンに搭載された指紋認証センサーで認証します。
電源ボタンを押す動作でそのまま生体認証→ロック解除されるので、スムーズにアプリなどを開けます。
防水・防塵
防水・防塵性能も一定の指標をクリアしています。
また、キッチンやアウトドアで手や画面が濡れている状態でも快適に画面を操作することが可能です。
充電時に使用するUSBポートもキャップレスですが、防水対応になっています。(濡れている状態ではコードを挿さないでください)
かんたんホーム
Xperia Ace IIIには「かんたんホーム」機能があります。
設定をオンにすると、ホーム画面のアイコンや文字が大きくなり、全体的に見やすくなります。
スマホを初めて使うと言う方でも直感的に次の操作に移ることができるので、初心者にもおすすめしたいスマホです。
Xperia Ace IIIを評価|買うべき?
最後に、Xperia Ace IIIを買うべきか、買わないべきかについて評価レビューしていきます。
買う理由・買わない理由をそれぞれ見ていきましょう。
Xperia Ace IIIを買う理由
- ハンドフィットサイズで飽きの来ないデザイン
- 充電最適機能×バッテリー4500mAhで文句なしの電池持ち
- 価格は3万円台とコスパ最強
- スマホ初心者におすすめしたいシンプルなスマホ
Xperia Ace IIIのサイズは幅が約69mmと片手に収まりやすく、重量約162gと操作していても重さを感じづらいです。
ハンドフィットサイズなので片手でも楽々操作ができます。
また、長く使っていても傷や汚れが目立ちにくい高級感のあるデザインと個性的なカラー展開が人気を呼ぶでしょう。
Xperia Ace IIIは大きめの4500mAhが搭載されていて、Xperia独自の充電最適化設定も活用すると電池持ちが最強です。
長時間外でXperia Ace IIIを持ち歩いて映像やゲームを楽しんでいても、すぐに充電が必要になることはないでしょう。
また、スマホは使い続けると電池が劣化していきますが、Xperia Ace IIIでは3年使っても劣化しにくいバッテリーです。
Xperia Ace IIIはドコモで3万円台の価格帯で発売されることが決まっていて、価格に対しコスパは十分です。
分割支払いを適用すれば実質負担額を2万円台にまで下げることも可能なので、初めて購入する方にも手を出しやすい価格になります。
Xperia Ace IIIはシンプルに絞られたスペック・機能や、使いやすいカメラ・ホーム画面など、初心者にもおすすめできるスマホです。
Xperia Ace IIIを買わない理由
- キャリアによって発売されるカラーが変わる
- 容量は64GBと少なく、日頃スマホを使う方には不向きかも
続けてはXperia Ade IIIを買わない理由です。
カラー展開では、購入できるカラーが限定されるキャリアもあるので、自分の欲しいカラーを選べない場合もあります。
もちろん別キャリアで端末のみ購入をしてから、SIMのみ現キャリアで引き続き継続することも可能になりましたが、手続きに手間がかかります。
できれば全キャリアでオリジナルの4色カラーを選べるようになると良いですよね。
また、ストレージ容量は64GBとかなり少なめです。
近年のストリーミングサービスやダウンロードコンテンツの普及により、ストレージ容量は大容量が望ましくなっています。
普段から写真やダウンロードファイルをスマホに保存しない場合は64GBでも問題ありませんが、日頃使う方にはストレスを感じるかもしれません。
外付けで最大1TBの容量を追加することはできますが、内臓ストレージだけでは物足りなさを感じるでしょう。
Xperia Ace IIIは初心者にもおすすめのスマホ!
今回はソニーから発売されるXperia Ace IIIについて紹介しました。
Xperia Ace IIIはドコモ、auとワイモバイルから発売されています。
3万円の価格対ということで、コスパのいいスマホとしてスマホ初心者の方にもおすすめしたい機種です。
特に3年経っても劣化しにくいバッテリーや傷などが目立ちにくいデザインがあれば、Xperia Ace IIIを長く使い続けられるでしょう。
スマホの機能として基本的に抑えておきたいカメラ機能なども、価格から十分満足出来る性能です。
この機会にスマホデビューしたいという方や、サブスマホとして使いたいと言う方にもおすすめしたいXperia Ace IIIを是非ゲットしてください。