格安SIMの落とし穴!デメリット
  • 2024年1月15日
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※本記事は2024年1月4日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

格安SIMの落とし穴!デメリット9個を徹底解説

大手キャリアよりも月々の支払い料金が抑えられる格安SIMを、魅力的に感じる人も多いのではないでしょうか。

しかし価格面の魅力だけで、格安SIMへの乗り換えを決めるのは危険です。

この記事では、事前に押さえたい格安SIMのデメリットのほか、格安SIMのメリットについても徹底解説します。

格安SIMへの乗り換えを検討しているという人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次
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【デメリット9個】格安SIMの落とし穴に注意

SIMカードとスマホ
格安SIMのデメリット9個

格安SIMへの乗り換えは、デメリットも熟知した上で決めたいところ。格安SIMで事前に押さえておきたいデメリットには、以下の9つがあります。

ここからは各デメリットについて、対処法をふまえながら徹底解説していきます。

大手キャリアと比べ通信が不安定

審査に落ちた原因
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット1個目は、大手キャリアと比べて通信が不安定と言われてい点です。

格安SIMの通信が不安定になる理由は、ドコモやau、SoftBankなどの大手キャリアの回線を間借りしているところにあります。

間借りをしてサービスを提供しているため、格安SIMは大手キャリアよりも通信で使えるスペースが小さくなっています。

そのため多くの人が同時に通信状態になるとキャパオーバーしてしまい、通信速度が遅くなってしまうのです。

インターネットの利用が集中しやすい昼休みや夜間の時間帯は、通信速度が遅くなる可能性が高くなります。

通信速度が遅くなりやすい時間帯のインターネット利用は、Wifiを使うのがオススメです。

また通信が混雑する時間帯を避けて利用するというのも、回避方法のひとつとして有効です。

通話料金が高い

価格
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット2個目は、大手キャリアと比べ通話料金が高くなりがちな点です。

キャリア名通話料金
楽天モバイル22円/30秒
ワイモバイル22円/30秒
UQモバイル22円/30秒
mineo22円/30秒
y.u.mobile11円/30秒
OCN モバイル ONE11円/30秒
ドコモ固定電話
8.8円/3分
携帯電話
17.6円/60秒

大手キャリアには通話料金が割引になる料金プランや、かけ放題プランなどがあり通話料金をある程度節約することができます。

格安SIMの料金プランはシンプルなものが多いため、長時間通話や通話する回数が多いと通話料金が高額になってしまうことも。

しかし今はLINEなど無料で通話ができるアプリや、通話料が割安になるアプリがあります。

アプリを活用することで、特に気にならないデメリットになるのではないでしょうか。

店舗数が少ない

ドコモショップ
ドコモショップ
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット3個目は、店舗数が少ないという点です。

店舗数が少ないと近くにショップがなく、聞きたいことをすぐに聞けない状況に陥る可能性が高まります。

色々とショップスタッフに相談しながら、手続きを進めたり機種を決めたいという人は店舗数が多めの格安SIMを利用すると良いでしょう。

UQモバイルはauショップ、ワイモバイルはSoftBankショップに併設されていることがあるため、店舗数が多いのでオススメです。

またイオンモバイルは、全国のイオンにショップがあるので、利用しやすいと言えるでしょう。

購入できる端末が限られる

iPhone13シリーズ
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット4個目は、購入できる端末の種類が少ない点です。

1つ前の世代をメインで販売している格安SIMが多いため、最新機種が選択肢に入りにくいのも難点。

楽天モバイルではiPhone13シリーズの取り扱いがあるので、最新iPhoneの購入を考えている人は楽天モバイルを選択肢に入れると良いでしょう。

月々の料金を節約して、端末もこだわりたい!という人には、SIMフリー端末をAppleStoreや家電量販店で購入して利用するという方法があります。

最近では、iPhoneを中古ショップでお得に購入する方法も人気なでおすすめです。

オンラインでの中古iPhone販売は下記がおすすめです。

幅広く購入出来るイオシスは知名度も高く人気です。

ReYuuストアは質の高いiPhoneが手に入る可能性があるため、定期的にチェックをすると良いでしょう。

LINEのID検索ができない可能性がある

格安SIMのデメリット5個目は、年齢認証に対応していない格安SIMもある点です。

年齢認証に対応していない場合、LINEのID検索や電話番号での友だち検索、オープンチャットの検索機能などを利用することができません。

今では日常に欠かせないアプリになったLINEは、LINEの交換をする際にID検索や電話番号での友だち検索を利用します。

LINE交換の手段にはQRコードもあるので、年齢認証に対応していない格安SIMを利用する場合は、QRコード機能の活用がオススメです。

またUQモバイルワイモバイル年齢認証に対応しているので、LINEのID検索を重視したい場合は選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

キャリアメールが使えない

メール
メール
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット6個目は、キャリアメールが無い点です。

乗り換え前にキャリアメールをメインで使っている場合は、継続利用ができないので注意が必要です。

格安SIMではキャリアメールは利用できないけれど、Gmailなどのクラウドメールが使えます。

メール機能の初期設定さえ終わってしまえば、今までと変わらない感覚でのメール利用が可能です。

クレジットカード決済の会社が多い

クレジットカード
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット1個目は、支払いっ方法が限られていることがある点です。

月々の使用料金の支払い方法には、口座振替やクレジットカード払い、デビットカード払いなどがあります。

格安SIMは、クレジットカード決済のみという会社が多い傾向にあります。

しかし口座振替やデビットカード払いに、対応している会社が無いという訳ではありません。

クレジットカード以外の支払い方法を希望する場合は、希望する支払い方法に対応している格安SIMを選ぶと良いでしょう。

初期設定は自分で行う

SIMカード
SIMカードSIMロック解除
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット8個目は、初期設定などは自分で行わなくてはいけない点です。

基本的にオンライン手続きとなる格安SIMは、開通手続きなどの初期設定を自分で行います。

また格安SIMを使い始める際、APNの設定も自分でしなければいけません。

APN設定はスマホで、インターネットを使えるようにするための設定です。

少し難しく感じるかもしれませんが、契約時に同封される手順書や、公式サイトに掲載されている手順に沿って行うとスムーズに設定ができます。

通話できない時間ができる可能性がある

電話
格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリット9個目は、乗り換え時に一時的に通話出来ない時間が発生する点です。

大手キャリアからMNPで格安SIMに乗り換える際、特に注意したいのが通話できない時間ができる場合があるります。

MNPの転入手続きをしてから、端末が届くまで数日かかる場合、電話が一切使えない期間が発生します。

こういった事態を回避するため、新しいSIMカードが届くまでの期間を考慮してオンライン手続きを行うようにしましょう。

また即日開通できる店舗で乗り換え手続きを行うと、この問題は解消されます。

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格安SIMは災害時のデメリットもある?

ドコモ災害時の通信
格安SIMで災害時のデメリット

思いがけず発生する災害時に、連絡が取れるかどうかも重要なポイント。

格安SIMには、災害時に起こりうる3つのデメリットがあります。

音声通話に規制が入る場合がある

災害発生時、大手キャリアの電話回線を、救急車などの緊急対応の連絡に回す可能性があります。

大元であるキャリアの一般回線に制限がかかるため、格安SIMの電話も繋がりにくくなります。

また災害に関する情報を探したり、安否確認を行ったりするためアクセスが集中し、通信速度が遅くなる危険性が高いです。

災害伝言ダイヤルや災害伝言板は使えない

災害時に安否確認の手段として活躍する災害伝言ダイヤルは、30秒以内の伝言が残せるNTTのサービスです。

この災害伝言ダイヤルは、格安SIMでは利用ができません。

震度6以上の地震や大規模な災害が発生した時に、位置情報を元に生存確認が行われる災害用伝言板も格安SIMには基本搭載されていません。

格安SIMを利用する場合は災害時に備えて、災害伝言ダイヤル以外の連絡方法を用意しておくようにしましょう。

また災害用伝言サービスなどの機能を搭載している格安SIMもあるので、検討材料のひとつにしてみてはいかがでしょう。

緊急速報を受信しない場合がある

注意点
格安SIMで災害時のデメリット

大きな地震や大規模な災害が発生した時に、危険を知らせるのが緊急速報です。この緊急速報を、格安SIMでは受信しない場合があります。

しかし利用中のスマホが緊急速報の受信に対応している場合、アラートは鳴ります

緊急速報の受信に対応していないスマホを利用する場合は、災害情報を取得できるアプリをイントールしておくと良いでしょう。

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格安SIMをおすすめ出来ない人の特徴まとめ

デメリット
格安SIMをおすすめ出来ない人

さまざまなデメリットポイントをふまえて、格安SIMをおすすめ出来ない人についてまとめていきたいと思います。

なぜおすすめしないのか、各項目ごとに見ていきたいと思います。

通常通話を頻繁に使う人

大手キャリアと比べて、格安SIMは通話料金が高くなる傾向があります。

格安SIMは、かけ放題などの通話プランがない会社がほとんどなので、長電話をする機会が多い人や頻繁に電話をかける人には不向きと言えるでしょう。

時間帯問わずスマホ回線でインターネットを利用する必要がある人

大手キャリアの通信回線を間借りしている格安SIMは、通信が混雑する時間帯は通信速度が遅くなりがちです。

WiFi環境がなく、時間帯問わずインターネットを利用する必要がある人は、大手キャリアの利用をおすすめします。

店頭で相談しながら手続きやサポートを受けたい人

格安SIMはオンラインでの手続きがメインになり、店舗数が少ない会社が多いというデメリットがあります。

インターネットで調べながら自分で設定したり、手続きを行うのが苦手という人は店頭での契約が安心。

店舗があるキャリアや格安SIMで契約すると、使い方がわからない時に相談することもできます。

すぐ行ける距離に格安SIMの店舗がなく、電子機器はちょっと苦手という人は、格安SIMの利用を避けたほうが無難かもしれません。

分割払いで最新機種に変えたい人

格安SIMには最新機種を扱う会社が、ほとんどありません。

乗り換えと同時に分割払いでの最新機種購入を考えている場合は、必然的に選択肢が狭まります。

また大手キャリアの機種変更サポートプログラムは格安SIMにはないので、頻繁に機種変更をしたいという人には格安SIMはおすすめできません。

海外でも利用したい人

大手キャリアは国際ローミングの利用に対応しているので、海外に渡航した際に利用中のスマホをそのまま使うことができます。

しかし、格安SIMは国際ローミング非対応のため、そのまま海外でスマホを使うことができません。

格安SIMを利用している人が、海外でスマホを使いたい場合はWiFiや、現地のSIMカードの用意が必要になります。

面倒な手続きなく、利用中のスマホをそのまま海外で使いたいという人には、格安SIMは不向きです。

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【メリット4個】格安SIMの良い点

メリット
メリット
格安SIMのメリット

注意したいさまざまなデメリットがある格安SIMですが、魅力的な4つのメリットがあります。

ここからはデメリットを打ち消す魅力となる、格安SIMの各メリットについて解説していきます。

料金が安い

格安SIMの最大の魅力は、料金が安いことです。

基本料金は契約する格安SIMによって異なりますが、大手キャリア利用時より月々の支払金額が、ぐぐっと安くなります。

格安SIM通信回線月額料金
(音声通話付きプランの場合)
月間データ量5G対応
UQモバイル
UQモバイル
au990円〜3,465円1GB〜20GB
ワイモバイル
ワイモバイル
ソフトバンク2,178円〜4,158円3GB〜25GB
mineo
マイネオ
ドコモ
au
ソフトバンク
1,298円〜2,178円1GB〜20GB
IIJmio
アイアイジェイミオ
ドコモ
au
858円〜2,068円2GB〜20GB
イオンモバイル
イオンモバイル
ドコモ
au
803円〜6,358円500MB〜50GB×
楽天モバイル
楽天モバイル公式オンラインショップ
楽天1,078円〜3,278円無制限

格安SIMは使い方に合わせてピッタリのプランを選ぶと、家計の節約に大きく貢献する存在になります。

料金プランがシンプルで、わかりやすい

大手キャリアの料金プランやオプションプランは、使い方に合わせて選べるように細分化されています。

格安SIMの料金プランには、シンプルでわかりやすいという魅力があります。

格安SIMの料金プランには大きく分けて、データ通信のみプラン音声通話付きプランの2つがあります。

月々使う通信量に合わせて料金プランを選ぶパターンが多いので、あまり悩まずにプラン選択をできるのではないでしょうか。

ほとんどの格安SIMで2年契約の縛りがない

大手キャリアでは契約内容によって2年以内に解約した場合、違約金が発生することがあります。

ほとんどの格安SIMには契約期間の縛りがないため、気軽に利用の検討ができるのも魅力です。

中古の安い端末を利用してコストを抑えられる

中古iPhoneSE

中古のiPhoneやAndroidは当然、新品で購入するよりもお得に買うことができます。

格安SIMなら対応端末も幅広いため、中古スマホでもしっかり利用できます。

iPhoneやAndroidの機種変更を考えている場合は、一度中古を検討してみましょう。

上の章でも紹介しましたが、おすすめのオンラインショップはこちらです。

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格安SIMでよくある質問

格安SIMでよくある質問
格安SIMでよくある質問

格安SIMの魅力に惹かれ乗り換えを考える中、まだまだ疑問や不安があるという人もいるのではないでしょうか。

そんな気持ちを解消するべく格安SIMに関する、よくある質問をまとめてみました。

格安SIMはどんな人におすすめ?

格安SIMは2台目を検討している人や、月々のデータ使用量が多くない人、通話をあまり使わない人などにオススメです。

月々のデータ使用量が20GBまでの場合、格安SIMにすると料金が安くなる可能性が高いです。

今使っているスマホ端末を格安SIMで使える?

現在利用中のスマホが、格安SIMに対応している機種であれば問題なく利用できます。

各社のホームページの対応端末を確認できるページで、自分のスマホが対応しているかの確認が可能です。

格安SIMに変えてもアプリは利用できますか?

格安SIMに変えてもスマホに入れていたアプリは、そのまま利用できます。

iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidなら問題なくアプリを引き継げます。

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格安SIMのデメリットに注意してお得に使おう!

メリット・デメリット
格安SIMのデメリットまとめ

ここまで格安SIMのデメリットについて、徹底解説してきました。

事前に知っていれば、いざ使い始めた時に思わぬ落とし穴があったという事態を防ぐことができます。

デメリットがあるとはいえ、使い方次第で回避できるため、格安SIMの利用を検討している人は対処方法も含めて検討してみてはいかがでしょう。

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この記事を書いた人
shizune
iPhoneでの写真撮影に情熱を燃やす、クリエイター兼ライター。ドコモショップでの勤務経験があり、20年以上ドコモを利用中。スマホや格安SIM選びの参考にしやすい記事を、お届けしていきます。